ひとりぼっちのエリオとグロードンが寄り添いあう ふたりの心が通い合う涙必至の本編シーン解禁『星つなぎのエリオ』
日本公開を迎えた『星つなぎのエリオ』。誰にも必要とされていない悩みを打ち明け涙ぐむ主人公エリオと、エリオの初めての友だちで同じように寂しさを抱えたエイリアンの少年・グロードンがやさしく寄り添う、本作屈指の“やさしい感動”に包まれる吹替版本編シーンが解禁となった。
誰もが心打たれる名シーン
解禁された本編シーンは、「ここじゃないどこかに行くことができればなにか変われるはず」と信じていたエリオが、初めてできた友だちのグロードンに誰にも言えなかった悩みを打ち明けるシーンだ。
エリオは唯一の理解者だった両親を亡くして以来、周囲にうまくなじめず、親代わりとなり戸惑いながらも寄り添おうとする叔母オルガにも「僕の家族はもういない」と壁を作ってしまっていた。
そんな彼が“本当の居場所”を探してたどり着いたのは様々な星の代表が集う夢のような場所“コミュニバース”で、そこで生まれた場所も育った環境も種族も言葉もまったく違っているが同じように親との関係性に悩み孤独を抱えている心やさしいグロードンに出会う。
不思議な色のおいしいドリンクで乾杯したり、半円型の透明な乗り物に乗って空を一緒に飛び回ったり、カラフルで美しい星々の世界を冒険しながらふたりは心を通わせていく。
そしてエリオはついに「パパとママだけは愛してくれた。でも、どうなのかな。僕って、誰も愛したくないような子なのかも。地球が合わないと思ってた。でも、僕のせいかも…。」と、ひとりで抱えていた悩みを涙ぐみながらグロードンに打ち明ける。
そんなエリオの気持ちを受け止めたグロードンは「僕はエリオ好きだよ。仲良くなれそうだし」と、邪気のない、まっすぐな言葉でそのままのエリオを好きだと伝える。
美しい星々が輝く夜空の下で寄り添いあうふたりの“かけがえのない友情”を描いた本作の名シーンのひとつであり、エリオ役の川原瑛都、グロードン役の佐藤大空の心のこもった演技が観客の涙を誘う1シーンだ。
そんなふたりが結んだ“つながり”は、エリオの幸せを願い心配するオルガ、グロードンの気弱さを憂いて厳しく接する父で冷酷なエイリアンの戦士グライゴンとの物語にも“やさしい奇跡”を起こしていく。
『星つなぎのエリオ』は大ヒット公開中