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<里帰り中、来ない夫>抱っこ拒否?わが子に感心ナイの?全然会いに来ない夫にイラッ【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私はサエ28歳、夫のユウタは30歳です。先日第1子である息子のケイトを里帰りで出産しました。実家は私たち夫婦が住んでいるアパートから近いものの、夫は息子に自ら会いに来ようとせず、来てもあまり関心がなさそうなので私は不安になっています。

私は、先月無事に息子を出産しました。里帰り出産をすることにしたので、退院後もしばらくは実家に滞在しています。

里帰りとはいえ、実家と私たちが住むアパートは車で10分ほどしか離れていません。夫は普段から仕事が忙しい人なのですが、私のお産のときは、立ち会ってくれました。

私と息子が退院するときには、夫が迎えにきてくれました。しかし、そのあと2週間たっても夫は私たちに会いにきてくれません。それどころか、私から夫にLINEで息子の写真や近況を送っても既読がつくだけで、返信はしてくれません。

私は思い切って、つぎの休みに息子に会いに来れるかどうか連絡してみました。夫がなかなか会いに来ないので、私が「来て」と言ったら否定的な反応をするのかと思っていました。しかし夫はすんなり承諾したので、だったら自発的に来てほしかったなと思いました。

そして週末、夫は約束通り実家に来てくれました。「パパが会いに来てくれたわよ~!」と母は息子にうれしそうに話しかけています。息子の成長を夫にいち早く見せたいようです。

テンションが高めの母とは対照的に、夫は息子の成長にあまり関心がなさそうです。 母が息子の成長ぶりを話す隣で、夫は母の話に相槌をうちながら息子を見つめています。自分の息子に笑いかけるわけでもなくただ息子を見つめる夫。 しばらくし「ここ(ソファ)に座っていいですか?」と夫。「どうぞどうぞ。お茶をもってくるわね」と、ひとしきり話した母は満足そうにしながらキッチンに行きました。

私が夫に、息子を抱っこしてくれるようにお願いしても拒否。夫は何をするわけでもなくソファに横になってウトウトしています。

息子が少し動いたり泣いたりしても夫はムシしているので「なんなの、この人!?」と思ってしまいました。

私は息子を夫に任せてトイレに行きました。しかし、トイレから戻ると息子が泣いています。「抱っこぐらいしてくれても……!」とつい強い口調になってしまいます。

そこに来た母が「抱っこの仕方がわからないんじゃない? ユウタさん教えてあげるわよ」そう言って母は、夫に抱っこの仕方やゲップのさせ方を教えていました。しかし夫が息子を抱き上げようとすると、息子が泣きそうな顔をします。そのたびに夫は抱っこするのをやめてしまうので、なかなか抱っこできません。母もそんな夫の様子にイライラしてきたのか「ほら、ちゃんとやっておかないと困るわよ」とチクリ。

その様子を見た父も「ユウタくん、大丈夫なのか?」と言い、苦々しく見ていました。夫は息子が生まれてうれしくないのでしょうか? 私は不安になってしまいました。

わが子放置で居眠りする夫「え、ナニしに来たの?」両親が激怒

母に赤ちゃんの抱き方を教えてもらって夫は、母にも促されてやっと息子を抱っこしました。しかし、すぐに「もういいですか?」と言って母に代わってもらおうとします。

しばらくして夫は疲れたのか、「もう帰る」と言い出しました。母が夕飯を準備していたにも関わらずです。夫はすぐにでもこの場から離れたいというように見えました。引き留めようか迷いましたが、夫の機嫌が悪くなりそうな気がしたので、やめました。

夫を見送るとき「うちに来るのは遠慮があるかもしれないけど、いつでも来ていいんだから。仕事帰りにでも来たらどうだ?」と父が親切心で言いました。すると夫は「はい、わかりました」とだけ返事して、帰っていきました。

夫が帰ったあと、父も母も彼の父親としての自覚の足りなさに不満げでした。

その後も、数日おきに夫に息子の様子をLINEで伝えますが、夫は会いに来てはくれません。休みの日を実家で一緒に過ごせないか誘っても「最近仕事が忙しくて、まとまった睡眠がとれていないんだ。頭が痛いから明日はそっちに行かずに休むよ。ごめん」とまた断られました。

私は、夫とのやりとりを両親にも伝えました。両親は夫の体調も心配しているけれど、やはり夫が息子に会いに来ないことをよくは思っていないようでした。

そんな中、週の中頃の会社帰りに夫が息子に会いに来てくれました。しかし、すぐに息子の隣で眠ってしまったのです。

そのあと30分くらい寝てから目覚めた夫は「疲れたので、帰ります」と本当にそのまま帰ってしまいました。さすがに私も夫の体調が心配になったので「大丈夫?」と聞きましたが、夫は「寝れば治るから」と素っ気なく言うばかり。

息子が生まれてから1ヶ月半が過ぎました。なかなか息子に会いに来ないうえ、会ってもすぐに帰ってしまう夫に対し、私は不満を持つようになっていました。しかし「風邪っぽい」と言われたら心配ですし、ゆっくり休んでほしいとも思います。

私は「夫には息子との時間をつくってほしいけど、夫の体も大事にしてほしい」という葛藤を抱えるようになりました。

両親も今まで我慢してくれていたのでしょう。今回の夫の風邪でのドタキャンにはたいそうご立腹でして……。

興奮した父は、夫に言いたいことがあるから電話をかけるように私に言ってきました。

仕方なく、私は夫に電話をかけます。これまでの夫の態度に腹を立てていた父は、積もりつもった怒りが爆発してしまったようです。

実父「父親の自覚がナイ!」vs義母「息子を追い詰めるな!」

「ドタキャンなんて何を考えているんだ。いつもこちらから言わないと来ない。来ても子どもに話しかけるわけでもなくただ座っているだけ。父親としての自覚が足りない!」父は話すうちに興奮して、どんどん声が大きくなっていきます。

すると電話口では夫も反撃しているようで、すごい言い合いになっています。

「好きで風邪をひいているわけじゃない!」と夫の声が電話口から聞こえたところで、夫のほうから電話を切ったようです。これには「なんだ、まるで逆ギレじゃないか!」と父も激怒。

父にはもっと冷静に話してもらいたかったのですが……。

父だけでなく、母も相当怒っていました。「体調が悪いっていっても、もうずっとじゃない。本当に風邪なのかしら?」嫌味のひとつも言いたくなるのでしょう。もちろん私だって、夫にはガッカリしているのです。たしかに、父と母が言うように子育ては2人でしていくのだから、もし夫が今の調子のままだったら、これから一緒に生活していくことも不安になってきてしまいます。

私は両親と話した後、夫をフォローしようと思いメッセージを送りました。

「サエの実家に行くたびに『もっと会いに来い』って言われるんだよ。毎回言われると余計行きにくくなる」と夫もまだ怒り中です。

「お父さんたちは親切心から言ったんだと思うけど」こんどは父と母をフォローするも、夫からは「だからそれが苦痛」だと夫は完全にヘソを曲げていました。

父と夫の電話での言い合いからしばらくたったころ、仕事から帰った夫から「母さんがサエのお父さんの電話番号を知りたいってしつこいんだ。教えていいかな?」とメッセージがありました。

夫は結婚前に父を亡くしているので、義実家には義母がひとりで暮らしています。

私が夫からのメッセージの内容を父に伝えると父は了承しました。それから間もなく父の携帯に電話がかかってきました。

かかってきた電話の相手はもちろん夫の母です。ものすごい剣幕で怒っています。

お互いの言い分を言い合っているので、もちろん話は荒れ放題、平行線です。

義母は興奮して聞く耳を持たない様子。父も義母の発言に腹を立て、言い合いに。「話にならないので一旦切ります!」と言って父は一方的に電話を切りました。

「いまが肝心よ。ちゃんと話をしておかないと、サエが後々困るんだから。それにしても、前からあのお義母さん、好きじゃないのよねえ」と母が言うのもムリはありません。そう、私の両親は結婚するときの両家顔合わせのときから義母をよく思っていないのです。顔合わせの食事中に「ユウタの苦手な料理が出ている」という理由で、義母がお店にしつこく文句を言っていたからです。

「電話じゃ埒があかないから、今度ユウタくんに話し合う時間をつくってもらおう。言っても来ないだろうから、こちらからユウタくんのところに行こうじゃないか」父と母に促されて、私は夫に「会いに行くから話し合いたい」と連絡しました。

なんだか話がどんどん大きくなっていて、私は胃が痛くなってきました。

両家、大興奮の話し合い!父と義母は争い、夫は……だんまり?

今まで義母とは大きなトラブルもなく過ごせていました。それに私たちは義母が所有しているアパートに住まわせてもらっているので、あまり関係が悪くなっても困ります。

本当は親も一緒に話し合いをするなんてイヤですが、はじめての育児で睡眠不足なうえに疲れがたまっている私は、気づいたらウトウトしてしまいます。話に集中できるか不安ですし、こじれた事態をどう収拾していいかもわからないので、両親の意向にそうことにしました。

息子の体調のこともあり、当日は私と息子は留守番させてもらうことになったので、あとから話だけ聞くことになりました。私の両親がアパートにつくと、そこに義母が待ち構えており、夫は義母の後ろに座っていたそうです。

義母が私の両親をでしゃばり呼ばわりしたことで、父も黙っていられなくなったのでしょう「私たちは、娘が里帰りしている2ヶ月間、ユウタくんをみてきましたが、あまりにひどすぎる。こちらが黙っていたら顔も出さないんですよ!? あなたそういうこともご存知なんですか?」

父と義母のやりとりは、ああ言えばこう言うの繰り返しだったそうです。

「娘がうちに里帰りしてもう2ヶ月になります。ということは孫のケイトはもう2ヶ月ですよ!? それなのに大して会いにもこなければ、来ても寝てばかり。自分の息子が泣いていても無視ですよ? これって父親の自覚がないと言われても仕方がないのではないでしょうか?」父も義母も負けじと戦います。

「会いに来いと強要するのもどうかしている」という義母の言い分にたいして父は「自分の子どもが生まれたんですよ! ヒマかどうかの問題じゃないでしょうが!!」と、言い返します。

お互い、自分たちの子どもを守ろうと、言いたい放題の状態だったそうです。

そんなに揉めたのか……今回の話し合いの一連の流れを聞いただけでげんなりしてしまいました。

「でも、お義母さんは興奮すると止められない人だから、売り言葉に買い言葉にでつい言いすぎちゃってたみたいなのない?」と一応義母をフォローするも、母が言うにはすべての問題は夫にあるというのです。

夫は父と義母が言い争っているあいだも、ひとりずっと黙っていたそうです。見かねた父が話を振るまで何も言わず座っていたそうです。

なんとなくこうなる気はしていました。残念ながら私の不安は的中してしまいました。こうして両親と夫、義母の関係は最悪になってしまったのです。

気遣う気持ちはあるのに……?わかりあえず、今後の生活が不安

父は夫と話をしに行ったはずなのに、義母と言い合いになってしまいました。当然そんな状況では、夫と肝心な話はすることはできなかったようです。

今日は、夫が改めて、話し合いをするためにうちに来てくれる予定になっています。ゆっくり話せるといいのですが……私は不安でたまりません。

今日は、夫がうちに来てくれることになっているのに朝から連絡はありません。私の両親も待ちわびていて、イライラしていたので夫に電話をしてみました。

夫に電話をかけると、遠くで義母が怒り狂っているのが聞こえてきました。「うちの親も、サエの親も相当、怒ってるな」ため息をつく夫。

私は、両親から昨日の状況を聞いたことを、夫に話しました。「ユウタ、ずっと黙っていたって聞いたけど……」 「俺が話しても聞いてもらえるような状況じゃなかった。それに、ケイトのこともうまくあやせないし、だんだんそっちにも行きにくくなってたんだ」と言い訳にも聞こえるようなことを夫は言っていましたが、それが今の夫の本音なのだと思います。

「ユウタがケイトのことを気にかけているのが伝わってこないから、私も両親も不安になるのよ」と私の気持ちも夫にぶつけてみました。すると、夫は素直に謝ってはくれました。そして、本当に仕事が立て込んでいて、自分自身の体調の不調もかさなって余裕がなかったそうです。

夫は、本当に仕事が忙しかったこと、それから私が送っていた息子の写真も本当はうれしく思っていたとも言っていました。しかし、せっかく夫が話してくれているのに電話のおくからは義母が怒鳴っているのが聞こえてきます。

今回の義母の怒り方は息子のユウタからみても尋常ではないため、今日は私たちのもとにくるのはムリそうだということでした。「今のお義母さんのあの感じじゃ仕方ないか……」と残念に思いながら私は電話を切りました。

夫と話した内容や義母が後ろから叫んでいたことを両親に話すとまたこじれると思い、夫の体調不良を理由に今日のうちへの訪問はなくなったと伝えました。当然、両親は怒っていました。

今はまだ里帰り中なので、両親に息子を任せて私も眠ることができます。でも、夫の待つわが家に帰ったらそうはいかないでしょう。たしかに私も自分の気持ちを夫に押し付けていた部分もあったかもしれません。でも、夫も、お互いに会おうと思えば会えるこんな近い距離にいるのに、自分の状態を優先して会いに来ようともしてくれないのです。

これから私たち夫婦が、家族としてうまくやっていけるか不安です。

「寄り添ってあげないと」友人は夫の味方!?私がおかしいの?

息子を出産してもう2ヶ月。実家に里帰りさせてもらってるからここまでやってこられたような気がします。なにしろ夫はあの調子です。自分の家に帰ったらなにもかも私がやることになるのは目に見えています。それに、私たちが家にいたら、仕事が忙しい夫をますます疲れさせて追い込んでしまいそうです。

夫が少しでも、私の力になろうという気持ちがあるのならいいのですが……きっとそんな気持ちは夫にはないでしょう。そもそも夫に私と息子と一緒に暮らしたいという思いはあるのでしょうか? こんなに近くに住んでいる今でさえ自主的に会いに来ようとはしてくれないのです。夫に父親の自覚が芽生える日はくるのでしょうか?

夫へのもんもんとする気持ちを抱えながら、そのまま実家で暮らす日々が続いていたある日。一人で考えていても考えが堂々めぐりするだけなので、息抜きに友人のエイコとお茶をすることにしました。

私は、夫のことや、私たちのことが原因でお互いの親たちが大ゲンカにまで発展したことなどをエイコに話しました。すると、エイコの旦那さんも夫と同じように、はじめは娘さんとの接し方に苦戦していたようでした。

「うちの旦那は、人前で子どもをあやすことさえも恥ずかしいって言ってたよ、はじめはみんなそんなもんじゃないかな?」父親になった世の男性たちがみんなそうだとは思いませんが、どうやら夫の言い分も一理あるようです。

エイコの旦那さんの話を聞いて、自分の子どもとはいえ、赤ちゃんの接し方がわからないからあやせないという男の人の気持ちはわかりました。でも、自分からすすんで息子に会いに来ることがない夫はやはり腹立たしいです。

しかし、エイコの意見は私とは違うようでした。

自分が仕事して疲れているときに、相手の両親からいろいろ指図されるようなこと言われたり、自分の意に反すること言われたりしたらイラっとする、それがエイコの意見でした。

私だって夫が疲れているなら寝かせてあげたい休ませてあげたい、そう思っています。でも今は実家の両親にお世話になっている手前、両親の意見も尊重してあげたいのです。それに本音は私も両親と同じで、夫にもっと父親の自覚をもってほしいと感じていたのです。

私とは違う、夫寄りの意見を主張してくるエイコにそのときは腹が立ちました。でもあとから冷静になって考えてみたら、エイコの話は腑に落ちるところもたくさんありました。第三者の意見を聞いて、私の考えも少し独りよがりなところがあったのかもしれないと気づきました。

「親はほっとけばいい」夫婦にとってイチバン大事なのは……?

「それからね……」とエイコは気まずそうに言うのをためらいましたが、私がいってほしいとお願いすると驚きの意見を言ってきました。 エイコは私が親離れできていないというのです。私自身、そんなこと思ったこともなかったので正直、戸惑いました。

私は両親とのやりとりだけで、なにごとも話をすすめていた。夫であるユウタの意見を尊重してあげることはしたのか? 私が、両親と夫のあいだにいるのだからもっと機能してあげるべきだったと、エイコは今回の出来事を客観的に分析してくれたのです。

「でしゃばって言いすぎた、ごめん!」とエイコは謝りますが、私自身、気づけていなかったことを指摘してくれたのです。むしろエイコの意見にはとても感謝しました。

自分ばかり被害者だと思っていたけれど、夫の立場からものごとを考えてみたら、私も私で夫にひどいことをしてきてたと思いました。

私は、できれば夫と仲直りしたいと思っていました。でもエイコも、ここまでくるとなかなか難しそうだよね……と考え込みます。

すると、エイコはもう割り切っちゃえば? というように自分たちに最良の道を選べばいいと提案してきました。

まずは、自分たち夫婦2人で話し合うこと。お互いの気持ちを聞いて、理解してそのために何が一番いい方法なのかを2人で決めてすすむこと。親は二の次で自分たちを大事にしたほうがいいと、エイコは言うのです。

「夫婦の方向性は夫婦だけで決めたらいいじゃない。それによく考えたら、親同士べつに仲良くする必要もないんだからさ」エイコの話は目からうろこでした。みんなが納得する道を模索していたけれど、それはやはり難しいこと。今すべきなのは、私たち夫婦がこれからどうなっていきたいか、それを2人でしっかり決めることでした。

私は、一度夫としっかり話し合うことを決意。勇気を出してすぐに夫にメッセージを送りました。私の望む気持ちを添えて。

夫とはすぐに2人だけで話し合いをしました。お互いに本音で語り合い、関係の再構築をしていこうと2人の意見が一致しました。その週末、私は両親の住む実家を離れ、夫の待つ家に戻りました。

自分の家に戻ってからは、やっぱりとても大変です。でもその大変な日々も夫と乗り越えようと2人でてんやわんやになりながら毎日を過ごしています。今は一緒に苦労するそんな日常を愛しく思っています。

子どもが生まれたからってすぐ親になれるわけではない、少しずつ親になっていくのだと実感しました。その後の私たちと両家の親たちとの関係ですが……息子を通して会うことで改善しつつあります。こちらも少しずつ……ですかね。


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