ライス大盛無料「スープカレー1050円」名店の味を受け継ぐ…コスパ最強「クセになるうまさ」
札幌のとなり石狩市で19年続くスープカレー店は、トマトベースのやさしい味で人気。ごはん大盛無料、量も多くてコスパ抜群と話題のお店に行ってきましたよ。
建物の両サイドのイラストが目を引く「カレー一家」は、石狩では数少ないスープカレーのお店。
店主の中川守さんが脱サラして学び作り上げた味が、カレー通の間で評判になってるんです。
「チキンと野菜 1050円」は具材がゴロゴロとたくさん。7種類入っています。
トマトのフレッシュな酸味をしっかり感じるスープカレーです。
スパイシーな感じはありますが、そこまで辛くなく、野菜の甘みも感じます。
タマネギがたっぷり入っているんですって。
スープは、鶏肉、タマネギ、トマトなどをじっくり煮込み、20種類以上のスパイスと合わせているので、ピリ辛なうま味とトマトのさわやかな酸味が合わさりクセになると、子どもから年配まで幅広い世代に人気なのだそう。
店主の妻・知津子さんのお母さまが中央区で営んでいた知る人ぞ知る名店「花車」の味を受け継ぎました。
現在は閉店していますが、スリランカ風のトマト仕立てのスープカレーで人気のお店でした。
スープと一緒に煮込んだ鶏肉は、とってもやわらかくてジューシー。
カレーのトマトの酸味と一緒にうま味がどんどん出てきて、ホロッと崩れすぎないところがまたちょうどいい。絶品スープカレーです。
ラーメンでも1000円の時代に、税込1050円という安さ!
「ラーメン店と値段に差があると客が入らないという気持ちから、価格設定を低くしてスタートした」と知津子さんが教えてくれました。
創業時からお客さんファーストを貫いてきていて、この値段でなんとライスも大盛無料なんです。
名物カレー「野菜と焼きチーズ 930円」もとってもリーズナブル。
「母から教わったルーカレーにちょっとアレンジを加えている」というカレーは、深み、マイルドさ、コクがすごい!
2日間かけて作るルーは、肉類を使わずバターで炒めた数種類の野菜や果物を加えて煮込むことで、さらっとしていながらもコク深い味わいに。
大量のタマネギと隠し味でニンジンも使っているんですって。
表面の焼き目がアクセントになっていて、ちょっと大人びたカレーです。
「『どこに食べに行こう』というその選択肢のひとつに入り続けたいという思いはありますね」と知津子さん。
コスパ抜群のカレー店でした。
カレー一家
住所:石狩市花川北7条西3丁目4
みんテレ9月18日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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