エレキのバッテリーは、やはり「ボイジャー」が一番安心!?その3つの理由とは
リチウム全盛の今、なぜあえて「鉛バッテリー」を選ぶのか?バス釣り専門誌「Basser」の編集部員が、価格以外の理由でボイジャーを愛用し続けるワケを告白。発表された新モデル「ボイジャーM31MF-EP」の情報と合わせ、鉛バッテリーの価値を再考する。ボイジャーを販売するACデルコよりプレゼント企画もあり!
写真と文◎編集部
鉛バッテリーのボイジャーを選んだ理由
Basser編集部谷川です。普段は房総や利根川・霞ヶ浦周辺のレンタルボートフィールドでバスフィッシングを楽しんでいます。エレキはモーターガイドの24Vモデルを長く愛用していて、バッテリーはボイジャーの定番「M27MF」×2を直列で使用しておりました。数年使ってややパワー不足を感じたので、昨年(2024年)秋にバッテリーの入れ替えを決意。迷った結果……ボイジャー2発を新品で再購入しました。
リチウムという選択肢も当然ありました。ちょっとした臨時収入があったので多少値が張っても買うこと自体はできましたし、正直中華リチウムなら鉛バッテリー2発の金額と大差ありません。では、僕がこういった価格以外の理由で鉛バッテリーを選ぶ理由は何か。
メンテナンスが楽
まずは扱いやメンテナンスの楽さ。リチウムも鉛バッテリーもそれぞれ取り扱いには気を付ける必要がありますが、防水性やある程度ラフに扱える堅牢性などはやはり鉛に分があると思います。僕はお世辞にも道具の扱いがこまめで丁寧な人間ではないのでここは本当に大きい。
パワーダウンが段階的
次に使用時のパワーダウンが段階的なことです。リチウムは一定の電圧を下回るとシャットダウンして動かなくなってしまいますが、ボイジャーをはじめとした鉛バッテリーは徐々に弱まってくるので、「いきなり落ちて航行不能」ということがありません。
重さがあるのでボートのバランスが取りやすい
最後は「重さ」です。2発で合せて50kgの重量が、レンタルボートの浮き姿勢のバランスをしっかり取ってくれます。極軽量なリチウムでは前傾してしまいますし、そのために新たにオモリとなるもの(ポリタンクなど)を用意するのは本末転倒に感じてしまいます。何より、僕は筋トレが趣味なので重いバッテリーを運ぶのがあまり苦ではないんですよね。
そんなこんなで今もボイジャーを愛用している僕なのですが、この度ボイジャーバッテリーを扱うACデルコから、"31"と呼ばれる大容量タイプの新モデル「ボイジャーM31MF-EP」が発売になるそう。容量アップに加えて保証も1.5倍の18ヵ月に延びたようです(業務用を除く)。
ますますリチウムが勢いを増す昨今のバッテリー界隈ですが、手軽な鉛バッテリーはやはり安心して使えて、現在も自分にとってはなくてはならないものだと感じています。バッテリーの買い替えを検討している方はぜひ選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
谷川は現在も12VのM27MFモデルを直列(24V)にして使用。職務上リチウムも何種類か使ったことがありますが、やっぱり僕はこれが一番安心します。超ランガンスタイルでバッテリー消費が激しい人やスピードを求めたい人、とにかく重いものを運ぶのが苦痛な人にはやはりリチウムがベストかもしれません
ボイジャーM31MF-EP(ACデルコ)
「ボイジャーM31MF-EP」は主にマリンやキャンプなどのレジャーで使うことを前提に作られた、ボイジャーM31MFの性能強化モデル。旧モデルに対して容量、始動性に優れ、保証期間も18ヶ月と従来の1.5倍に(業務用を除く)。Amazon専売商品として品質管理とクレーム対応を徹底し、ボイジャーバッテリーのプレミアム商品として取扱い。リチウムバッテリーの安全性に不安のある方におすすめ。
ボイジャーM31MF-EP
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