第一商事(磐田市)の「ジュビロ応援レンタカー」が争奪戦⁉サックスブルーの車体でアウェーに乗り込むサポーターがいるらしい!
SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に、磐田市でジュビロ応援レンタカーを運営している第一商事の代表取締役社長、清水聖也さんをお招きしました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん(2024年9月10日放送)
鬼頭:まずは、第一商事がどんな会社なのか教えていただけますか?
清水:1962年に磐田市で設立し、現在63期を迎えました。事業内容は、エネオスマークのガソリンスタンドを磐田市と袋井市で計4店舗、エコランドリーという名前のコインランドリーを7店舗運営しています。そのほかに、LPガスや重油などの燃料販売、リフォームなどを行っています。
鬼頭:「ジュビロ応援レンタカー」というサービスもあるそうですね。どのようなサービスですか?
清水:車体にジュビロのエンブレムをラッピングしたオリジナルのレンタカーの貸し出しをしています。
ヒデ:電車や新幹線で来た方がせっかくだからといってスタジアムまでドライブしようということですよね。それから、一泊して周辺の観光をして返却というシステムですね。普通のレンタカーの仕組みをジュビロカラーにしているのですね。これは記念になります。
鬼頭:売り上げの一部をチームに還元しているとか。
清水:はい。レンタカーを借りていただき、売り上げの一部をジュビロさんに還元して、チームの強化支援金として使っていただこうという仕組みになっています。
鬼頭:このレンタカーにはオリジナル特典がいろいろあるんですね。
清水:試合の日にレンタカーを借りていただくと、スタジアムの駐車券もしくは選手のサイン入りミニ色紙をプレゼントしています。
ヒデ:考えましたね~。もし選手のサインを全部持っていたとしたら、駐車券を選べば駐車場も確保できるということですもんね。
鬼頭:駐車券をもらうのも大変ですからね。
レンタカーは1台、争奪戦
鬼頭:ジュビロ応援レンタカーのアイデアのきっかけは何だったのですか?
清水:実は清水エスパルスさんが事前に応援レンタカーをやっていたんです。それを見て、ジュビロにはないな、できないかなと考えたことがきっかけですね。
ヒデ:そうですよね。あってもおかしくないですからね。
鬼頭:みなさん、どのような使い方をしているんですか?
清水:ホームの試合観戦のためだけでなく、アウェーに行くために利用する方もいるんです。
鬼頭:やっぱり! サックスブルーの車で敵地に乗り込むんだ! 力強いですね!
清水:めちゃくちゃ目立つらしいです(笑)
ヒデ:何台あるんですか?
清水:1台だけなんです。
ヒデ:争奪戦だ!
鬼頭:試合の時に借りたサポーターさんたちの様子はどうですか?
清水:試合に行く前からこの車に乗っていくということでテンションがとても上がるとのことでしたね。
鬼頭:そうですよね。エンブレムがドアのところに付いていて、正面もバンパーの下に「ジュビロ磐田」と書いてあって。本当に凄い車ですよね。
ヒデ:優勝したときに旗を掲げて走りたくなるようなサポーター愛を感じますよ。
好きな選手は…
ヒデ:ジュビロ磐田ができた時からジュビロ一色なんですか?
清水:そうですね。ジュビロがJ1にあがった時からのファンですね。
ヒデ:特に好きな選手は?
清水:藤田俊哉さんですね。
鬼頭:やっぱり俊哉さんはすごいですね。お会いしたことはあるんですか?
清水:はい。去年の売り上げ金の一部を贈呈する式の時に、藤田さんへ直接渡すことができました。少し対談する機会もあったんですけど、本当に気さくな方でさらに好きになりました。
鬼頭:現役の選手だと?
清水:今レンタル移籍してしまったのですが、北九州にいった藤原健介選手を応援しています。彼は磐田市出身で、お父さんとも知り合いで…。
ヒデ:これはサッカーの街あるあるなんですよね~!
鬼頭:ジュビロは厳しい戦いが続いていますが、どのように見ていますか?
清水:今は降格圏に入ってしまっているので、何としても残留してほしいと思っています。
ヒデ:黄金時代を知っている方ですからね。それは悔しいでしょ。
鬼頭:勝てば絶対に街の雰囲気も変わりますからね。
「スポーツで地域貢献を」
鬼頭:第一商事さんは実はサッカーやジュビロ以外でも、いろいろなスポーツ選手をサポートしていらっしゃる。
清水:現在3人の地元の選手を応援しています。1人目が磐田市のBMXフリースタイルライダーの密岡奏央選手、カートレーサーの佐藤充希選手、トランポリンの谷口遼平選手です。
鬼頭:リスナーから。「第一商事さんは静岡SSUボニータの選手の雇用もしてくださっています。選手が給油を担当してくださることもあります」と。
清水:そうです。今ボニータの選手も雇用しています。
鬼頭:あとラグビーもですか。
清水:今は移籍してしまって退社したのですが、過去に女子ラグビーチームのアザレアセブンの選手を雇用していました。
ヒデ:なるほど。アスリートは練習もしなくてはならないし、地元のこういう会社が応援してくれると嬉しいですよね。
鬼頭:なぜここまでスポーツのサポートをするのですか?
清水:やっぱりスポーツはやるのも見るのも元気をもらえるなと思っています。スポーツを通じて地域に貢献できないかなという思いからですかね。
応援レンタカーがジュビロマラソンの先導車に
鬼頭:最後に、ジュビロファンの皆さまにメッセージをお願いします。
清水:PRになってしまうのですが、ジュビロ磐田メモリアルマラソンが12月15日に開催されます。
鬼頭:選手も走りますもんね。
清水:そこで、このレンタカーが先導車を務めることになりました。
ヒデ:面白い!当日は社長も走るんですか?
清水:はい。走ります!
ヒデ:何かビジョンも聞かせていただけますか?
清水:こうやってスポーツを通じて地域貢献ができていますので、これを継続しながら、地元磐田の発展に貢献できたらなと思っています。