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城跡の中に県庁?長きにわたって続くお役所機関を突撃訪問!【福井県福井市】

ローカリティ!

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2024年3月、ついに福井県(敦賀終点)にも新幹線が走り始めた。

福井県の観光とくれば、恐竜博物館、永平寺、一乗谷、芦原温泉などとほぼ郊外へ行ってしまう人が多いかもしれない。しかし、福井市中心部にも見どころはある。

そこは、福井駅西口から北西へ徒歩5分の場所にある。風景を見ただけでは「ここは城跡、もしくは県庁⁉」といった疑問を持つ人も多いだろう。城跡の敷地内にある福井県庁。城跡の本丸に県庁あるのは実に珍しいものだ。

敷地内へ入るほど城跡だった痕跡が次々と現れてくる。

【本記事中の画像一覧】

福井城を築城した「結城秀康公」の銅像

福井城の歴史は1600年代初めから遡る。徳川家康の次男・結城秀康により築城され、福井は城下町として親しまれていた。

以来、約270年間17代にわたり越前松平公が治めたが、城は1669年の大火で消失した。県庁が城跡に建てられた理由は、1923年頃の商業地開発の際に検討された結果が福井城跡に県庁を建てるといった方法しかなく、現在地に建てられ、そして、1981年の建て替えを経て現在に至っている。

北西側にある天守台へ向かえば石垣がお目見え

天守台(北西)へ向かえば石垣がお目見え。1948年の福井地震で崩落した痕跡も見られるらしい。奥に入るほど福井城跡の歴史を楽しむことをできるのが垣間見える。

「福の井」として親しまれている井戸にて

少し行けば、「福の井」という築城当時からあった井戸を再現して県民に親しまれている場所がある。2017年に復元整備を行い現在に至っている。実に貴重な歴史スポットである。

福井を訪れたら、郊外へ観光する前に福井城跡を散策してみるのももう1つの福井の魅力かもしれない。ぜひ、確かめてみてはどうだろうか。

※2024年10月28日すべて筆者撮影

渡邉貴裕

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