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「日本一クエの魚影が濃い?」男女群島での磯釣りで6.5kg頭に本命クエ2尾キャッチ【長崎】

TSURINEWS

良型クエをキャッチ(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

一晩に一度アタリがあれば良いとも言われている磯クエ釣り。そんな幻のクエを求めて男女群島に遠征してきました。食い渋る中クエの釣果があり、自己記録更新ができましたので紹介していきます。

クエの魚影が濃い男女群島

男女群島は国内で群を抜いてクエの魚影が濃いといわれています。クエ以外にもオールジャンルで記録魚が狙えるお魚天国でもあるでしょう。

あじか磯釣りセンター(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

男女群島は初めての釣行となるので、より気合が入ります。今回はあじか磯釣りセンターさんにお世話になりました。1泊2日(実質、2晩の瀬泊まり)で初日の昼12時頃出船し、中1日挟んで翌日昼12時に帰港というスケジュールです。

荷物をみんなで積み込み約30人の釣り人を乗せて夢の島へ向かいました。

アタリがなく瀬変わり

男女群島に到着し男島(おしま)から磯付けが始まりました。わたしたちは女島(めしま)にある、中山のタンポに瀬上がりしました。そして船着場周辺に釣り座を構えることに。釣りの準備が終わると辺りが暗くなりゴールデンタイム突入に期待が膨らみます。

釣り場風景(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

しかし本命のアタリはおろかエサ取りのアタリも数回しかなく朝を迎えました。そして朝の見回りで、少し南下した長崎鼻に瀬変わりをしました。

クエは姿を見せず

移動中に、嫌な予感がしていたのでポーターさんに「他はクエ釣れますか?」と聞いたところ「今日も0だし、正月から上がってないですね。」と返答がきました。悪い予感が的中し不安になるも、男女群島は昼でもクエが釣れると有名なので気持ちを切り替えて釣りを再開です。

釣り座の様子(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

アタリは相変わらず少ないものの、エサ取りはいるようです。気になり狙ってみると40cmほどのフエフキダイをキャッチしました。外道とはいえ男女群島ファーストフィッシュで笑顔になりました。

フエフキダイ(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

魚の姿を見て少し安心したところで、本命を狙っていきます。しかし思うようには行かずに特大サイズのウツボがヒットしただけで、また見回りの時間が迫ってきました。

ラスト2投でドラマが

瀬変わりをしようと思っていて、ラスト2投の出来事でした。

底潮が当ててきており足元に仕掛けを入れました。仕掛けの場所を探してトントンと動かしていると、着底と同時に身体を持っていかれるくらい強烈なアタリが。

不利な体勢からスタートしたためドラグを出そうかとも考えましたが、なんとか持ちこたえドラグをフルロックしてパワーファイトします。無理にゴリ巻きせず竿に任せて徐々に魚を浮かし、なんとか海面に浮上しました。

良型クエ浮上(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

見るからに5kgはある魚体です。いきなりの良型に驚き慎重にタモでキャッチしました。計測すると80cmオーバーの6.5kgのクエでした。

本命のクエをさらに追加

それから同じポイントで粘りました。いいアタリが一度あったものの掛けることができませんでした。

そして夜釣りに突入。30mほど遠投したところの海底岩礁の頂点付近に仕掛けを這わせていると、コツコツとアタリがありました。竿を手持ちに変えて待っていると、グ〜っと持っていかれたので、ワンテンポ遅らせてアワせるとフッキング成功。

クエ追釣(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

先ほどよりも小型なのでゆっくりと寄せてやり取りを楽しみました。3.5kgのクエをキャッチしました。

ウツボ顔見せ(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

それからサメやウツボが釣れ今回の釣行を終えました。

サメもヒット(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

幻のクエをキャッチできた

今回の釣果はクエ2本となりました。磯クエは釣果を出すのが難しい釣りだと思いますが、男女群島は別格だと感じました。

磯クエをお土産に(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

食い渋っている時には、広範囲にポイントを探れるライトタックルで挑んでアタリを出していくことも一つの戦略だと改めて感じました。

みなさんも夢の1尾を求めて遠征してみてはいかがですか?

<多賀英二/TSURINEWSライター>

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