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丁寧なカウンセリングと施術で癒す、リラクゼーションサロン「白い風」。

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丁寧なカウンセリングと施術で癒す、リラクゼーションサロン「白い風」。

燕市の住宅街にある「白い風」は、オーナーの大久保さんが営む女性専用のリラクゼーションサロンです。身体のもみほぐしから足つぼ、フェイシャルエステなどお悩みに合わせた施術を提供しています。自宅の一室を改装し、サロンをオープンさせて9年。大久保さんがサロンを開業したきっかけや、ケアの大切さについて詳しくお話を伺ってきました。

白い風

大久保 恵子 Keiko Okubo

1970年生まれ、燕市出身。専門学校を卒業後ホテルに就職。結婚を機に北海道に移り住み、5年ほど生活したのち地元に戻る。岩室の日帰り温泉でパート勤務後、マッサージ店のオープニングスタッフとして従事。2016年に自宅の一室を改装しリラクゼーションサロン「白い風」をオープン。家で過ごす時間が好き。

自宅の一室を改装。和空間のリラクゼーションサロン。

――ご自宅の一室がサロンになっているのですね。和の雰囲気があって素敵です。

大久保さん:家! って感じがして少し恥ずかしいんですけど……こじんまりと営業しています。

――場所を借りず、ご自宅でサロンを開業しようと思ったのはなぜですか?

大久保さん:「起業しよう! 」と思ってはじめたわけではなくて、最初は趣味程度だったんです。いろいろご縁が重なり開業を考えたとき、会社勤めをしていて通勤が苦手だったことを思い出して、余っていた部屋を有効活用しようと、自宅にサロンをつくりました。

――こちらではどんな施術が受けられるのでしょう。

大久保さん:足湯付きの足つぼが人気です。全身のもみほぐしも定期的に通われる方がいますね。メニューが豊富にあるわけではありませんが、丁寧にヒアリングすることを心がけていますので、お身体の状態に合わせて施術時間を調整することも可能です。

――サロン名の由来を伺ってもいいですか?

大久保さん:マヤ占いという占いがあって、それは紋章と呼ばれるものを潜在意識と顕在意識からふたつ出すんです。その名前のひとつが「白い風」でした。風って自由な感じがしますよね。もともと自由に生きたいとか、縛られたくないという心の欲求があったので、ぴったりだなと思いました。白も、いろんな色になれるっていう特性があるから、お客様に合わせられるお店になれたらいいなという想いも込めています。

――この「風」の文字もサロンを開いたときにどなたかに書いてもらったものですか?

大久保さん:実はこれ、10年くらい前に自分で書いたものなんです。これを書いたときは自分がサロンをやるなんて思ってもなかったので、今考えるとすごいですよね。ぴったりでした。

きっかけは、マッサージ店のオープニングスタッフ。

――大久保さんはどのようなきっかけでマッサージの道に進まれたのでしょうか。

大久保さん:一時期、岩室の温泉施設で働いていたとき、そこのマッサージルームで働いている人と話す機会がよくあったんです。その方は「お仕事がすごく楽しい」って毎日言っていて、「気になるなぁ」と思っていました。

――もともと、マッサージ自体に興味が?

大久保さん:いいえ、実は足つぼも行ったことがありませんでした。でも何かしら手に職をつけたいと思っていて、マッサージやリフレも視野のひとつに入っていました。その頃に、タイミングよく知り合いがフランチャイズのマッサージ店をオープンすることになり、オープニングスタッフに誘われたんです。

――でも、マッサージは未経験でしたよね……。

大久保さん:はい、まったく未経験でした。オープニングスタッフを育てるために、資格を持ったスタッフさんから1ヶ月間みっちりマッサージを教えてもらえるって話だったんです。基礎から教えてもらえて、その後にお店に立てるのってすごい! と思って、すぐに飛びつきました(笑)。

――実際やってみて、思ったより大変とか覚えるのが難しいとか、つまずくことはありませんでしたか?

大久保さん:とにかく楽しいばっかりでした。同じオープニングスタッフが他に4名いて、お互いに施術し合うんです。やればやるだけ上達していくし、新しい技術を試すのも楽しかったです。

――そこから、どのような経緯で独立に?

大久保さん:マッサージ店で勤めてしばらくしたあと、一旦そこを離れていた時期がありました。そのときにまた別のマッサージ店を経営している知り合いのオーナーから施術用のベッドを譲ってもらったんです。「余ってるから使っていいよ」って言われて引き取ってしまったので、趣味程度にはじめてみるか、と。最初は知人や友人相手に施術をはじめたのがきっかけですね。

セルフケアや家族を癒すために、マッサージできる人が増えてほしい。

――大久保さんは講師業もされているんですよね。

大久保さん:そうですね。最初は趣味とお小遣い稼ぎ程度ではじめたお仕事だったんですが、お客様が増えるにつれて、このままじゃいけないと思って、しっかり知識と技術を習得しようと思いました。そのときに出会ったのが台湾発祥の「若石(じゃくせき)健康法」というメソッドを使った足つぼです。

――足つぼにも流派があるんですね。

大久保さん:代表的なもので大別すると英国式と台湾式、台湾式の中でもいくつかに分かれます。「若石健康法」には「国際若石メソッドスクール」というのがあって、プロを育成する講座があるんです。私はそのプロ資格を取得しているので、足つぼを習いたい人に教えています。

――なるほど、大久保さんに教えてもらうことで同じように自宅でサロンを開くこともできますか?

大久保さん:実際にお客さんでも講座を受けてサロンを開業された方もいますし、今はまだ別のところに勤めながら間借りサロンをされている方もいます。

――働きながら自分の好きなことを仕事にするってすごいですね。

大久保さん:プロまでいかなくても、今っていろんなストレスが多い世の中なので、「若石健康法」を自分や身近な人を癒す手段にしてくれたら嬉しいですね。その方の希望に合わせて必要な知識を教えてあげられたらなと思っています。

――自分の特技が増えるっていいですね。料理教室に通う感じかも。

大久保さん:実際、ご家族を喜ばせたいとか、役に立ちたくてマッサージを覚える方もいらっしゃいますよ。有名なプロスポーツ選手の親も、自分で資格を取ってお子さんの身体のケアをとても丁寧にされていたそうです。スポーツをしているお子さんがいらっしゃる親御さんにもおすすめしています。

――マッサージやリラクゼーションって、少しとっつきにくいイメージでした。趣味の延長で家族も健康になれるならいいですね。

大久保さん:今って健康志向の人が多いでしょう? 家族にやってあげるとか、自分自身のケアとか。ちょっと特技を増やしたいレベルであれば、簡単な講座を受けていただくだけで十分だと思います。ただやっぱり、規模の大小に関わらず対価をもらって人にやってあげたいとか趣味の範囲を少し出るような感じであれば、しっかり講座を受けていただいた方がいいですね。

――自宅の一室から小スペースでチャレンジできるのも魅力ですよね。

大久保さん:起業ブームですからね。身体全体のケアだとベッドが必要なんですけど、足つぼに限定すればスペースと椅子さえあればできます。私自身、手に職をつけたくて、自分でできることがないかずっと探していました。それでずっと足踏みをしていた経験があるので、自宅の一室や間借り営業なんかではじめられるフットケアやマッサージはとてもいいんじゃないかなと思います。

癒しの和空間 リラクゼーションサロン「白い風」

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