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脱炭素アクションみぞのくち 初の「ファッションショー」 16日の催しで取組みPR

タウンニュース

古着やアップサイクル素材で衣装の準備を行うインターン=ノクチ基地提供

溝口周辺で進行中の脱炭素社会の実現に向けた取り組みを市民により身近に感じてもらおうと11月16日(土)、溝口駅前周辺で「まるっとサステナフェスティバル」が行われる。2回目の今回は、地域のアイドルグループや市民らがモデルとなり古着やアップサイクル衣装を着るファッションショーを初開催する。

取り組みは、二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す「脱炭素アクションみぞのくち」の一環で、脱炭素アクションみぞのくち推進会議と川崎市の主催。川崎市は2020年に溝口エリアをモデル地区と位置付け、推進会議に参画する同エリア関係企業・団体等が脱炭素社会の実現に向けた取り組みや広報などを連携して進めている。

イベントでは、推進会議の参画企業らが脱炭素体験型ワークショップを実施。「武蔵溝ノ口駅のエコステ見学会」や「おひさまエネルギー体験」などさまざまなブースを出展し、体験や活動紹介を行う。

古着や破棄素材で

初開催となるファッションショーは、以前の市民アンケートで、脱炭素の分野で関われそうなこととして「ファッション」と回答する人が多かったことから今回実施することに。地域のアイドルグループや市内在住のダンスチーム、プロレスラー、お笑い芸人、市民など総勢70人がモデルとして登場する。

衣装は出演者が古着をベースにアップサイクル素材を活用したり、地域でサスティナブル素材のブランド等を発信する企業や個人から提供された服を着たりと創意工夫。地球環境への影響も大きく、生活にも身近なファッションを通じ、二酸化炭素削減に貢献できることを伝える。

ファッションショーのロゴ制作やPR動画制作など大きな役割の一つを担ったのが、地元の高校・大学生らZ世代を中心に活動する同推進会議のインターンたち。ショーにも出演し、持ち寄った古着を交換したり、パーツを分解して縫い合わせたりした衣装を着用予定。

制作を担当した花岡里紗さんは「元々どんな形の服だったのか、想像しながらお楽しみください」と話す。また「古着のリメイクや、東扇島でゴミ拾いをした際に入手したマイクロプラスチックを利用したアクセサリーも見どころ」と金田理紗さん。

16日、溝口駅前で

まるっとサステナフェスティバルの時間は午前11時から午後4時まで(荒天中止)。会場は武蔵溝ノ口駅南北自由通路やノクティなど。ファッションショーは午前11時30分〜/午後1時30分〜/3時〜の計3回、溝口駅前キラリデッキのステージで実施(各回の出演者等、詳細は上記二次元コードからHP(ホームページ)参照)。

このほか、16日(土)から22日(金)まで、溝口エリアの約60店舗が期間中、地産地消や食品ロス削減等に取り組むフードフェスティバル「まるっとサステナグルメウィーク」も開催される。

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