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10~11時30分くらいが狙い目! 「かま栄」の工場見学が楽しすぎる【小樽】

北海道Likers

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北海道・小樽にある、かまぼこメーカーの『かま栄』。名物の『パンロール』や、職人の技が光る多種多様なかまぼこはどれも絶品です! そんな『かま栄』では、製造過程を無料で見学できる『工場見学』が人気を集めています。

今回は、かまぼこができるまでの秘密に迫る『かま栄』の工場見学についてご紹介します。

まさかの無料!「かま栄」の工場見学

画像:北海道Likers

100年以上の歴史を持つ老舗『かま栄』は、地元の人々の“日常のおかず”として親しまれる一方、北海道土産としても人気を誇っています。

特に小樽にある『工場直売店』では『工場見学』も実施されているんです! 揚げたての商品を楽しめるだけでなく、製造工程を“予約不要かつ無料”で見学することができますよ。工場直売店内の向かって左奥のスペースに見学通路が設けられているので、誰でも自由に見学が可能となっています。

午前10時~11時半くらいの間が最も作業が多く、見学としてもベストな時間帯なのだそう。大体15時台には作業がほとんど終わってしまうのと、12時30分~13時30分までお昼休みのため作業が中断されるので要注意です。

画像:北海道Likers

工場見学では、ガラス越しにかまぼこの製造工程を見ることができます。この日は20名ほどのスタッフが作業をしていました。生産者の顔が見えるのも工場見学ならでは!

作業工程を観察してみると、使用されているものや置かれている容器が非常に少ないことがわかります。実は、『かま栄』では異物の混入を防ぐために、プラスチック製品を極力使用しないようにしている、などの衛生管理の工夫をされているのだそう。『かま栄』の安心・安全に対する取り組みが伝わってきました。

また、見学通路内に10分ほどの解説ビデオが常時流れているため、自分のペースで学びを深めることができます。

「かまぼこ」に対するこだわり

画像:北海道Likers

そもそも、『かま栄』のかまぼこはどのように作られているのでしょうか。

まずは原材料の吟味。『かま栄』では、主原料である魚にはとことんこだわり、新鮮な原料をさらに吟味して良質な素材を厳選しています。

画像:北海道Likers

そして『擂潰(らいかい)』。魚肉を機械ですり潰し、丹念に練り上げていきます。この擂潰は、味を決めるうえで特に大切な工程です。その後、熟練の職人技で一つ一つ丁寧に成型し、それぞれの製品・素材に最適な方法で加熱します。加熱することでかまぼこ独特の弾力がうまれるのだそう。

加熱後は、できたての風味と新鮮さを保つために急速冷却してパッケージをします。このようにして、『かま栄』の美味しいかまぼこは作られているのです。

「かまぼこ」に関するQ&Aも!

画像:北海道Likers

見学通路にはこんな『Q&A』も設置されていました。

「かまぼこはどうして板に乗っているの?」や、「かまぼこの色はなぜ白いの?」など、“実は知らなかった”といった情報が詰まっています。ぜひ実際に目で見て、答えを確認してみてくださいね。

「かま栄 工場直売店」の詳細情報

画像:北海道Likers

かま栄 工場直売店
住所:北海道小樽市堺町3-7
電話番号:0134-25-5802
営業時間:5月~10月9:00~19:00 11月~4月9:00~18:00
定休日:1月1日

かま栄 工場見学
営業時間: 9:00~作業が終了次第
定休日:不定休
※詳しくは公式サイトをご確認ください。

北海道Likers編集部のひとこと
『かま栄』の商品が出来上がるまでの工程の一部を見ることができる工場見学。
見学の後はお腹が空いてしまい、出来立ての商品を食べながら、見学の内容を振り返って話に花を咲かせるなんてことも……!
“工場直売店だからできる楽しみ方”をぜひ体感してみてくださいね。

取材・撮影/北海道Likers

【画像】北海道Likers

※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。

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