10年ぶりに秦野で大相撲 市制施行70周年を記念
今年市制施行70周年を迎えた秦野市に4月25日(金)、「大相撲秦野場所」(会場・メタックス体育館はだの)が帰ってくる。秦野で大相撲が開催されるのは、市制60周年を記念して行われた2014年以来、10年ぶりとなる。
大相撲秦野場所は今年1月1日に秦野市が市制施行70周年の節目を迎えたことを記念し、「秦野市制施行70周年記念大相撲秦野場所実行委員会」(草山清和実行委員長)が主催するもの。秦野で大相撲が開催されるのは7回目。草山委員長が分祠長を務める出雲大社相模分祠が勧進元となり、開催するのは今回で5回目となる。同神社には毎年、伊勢ヶ浜部屋の力士が新年の参拝や節分祭の豆まきに訪れており、秦野と大相撲とのゆかりは深い。草山委員長は「市民の皆さまに、日本の文化をできるだけ”生”で、見て、感じて、知っていただける機会になるように、このような企画をさせていただきました」と初開催時の思いを振り返る。
6日から先行予約
秦野場所の開催を前に1月27日、同神社境内にある出雲記念館で記者会見が行われた。
当日は草山委員長や委員のほか、高橋昌和市長、公益財団法人日本相撲協会巡業部立田川幸観親方(元寶智山)らが出席。草山委員長は「70年は人の年齢でいうと古希に当たります。古希は滅多にない、少ないという意味があり、秦野市も70年の齢(よわい)を重ねてきました。これからも秦野市民が希望を持って、この土地で末永く幸せに暮らせることを願っています」と開催への思いを話す。
秦野場所のチケット販売は2月21日(金)から(6日(木)から20日(木)まで先行予約受付)。詳細は公式ホームページ【URL】https://hadanobasho.com、または出雲記念館【電話】0463・84・1122へ。