バスケットボール男子日本代表が豪州代表と引き分け 河村勇輝が両チーム最多28得点で前日の雪辱
パリ五輪へ向けた国際強化試合第2戦は引き分け
バスケットボール男子日本代表は23日、北海道札幌市の北海きたえーるで開催された「日本生命カップ2024(北海道大会)」でオーストラリア代表と強化試合を行い、95-95で引き分けた。
ともにパリ五輪出場を決めている世界ランク26位の日本と同5位のオーストラリアとの強化試合第2戦。第1戦に89-90で惜敗した日本は若手主体の相手に対し、序盤から河村勇輝、富永啓生が得点を重ね、第1クォーターは29-23とリード。しかし高さとパワーに勝るオーストラリアに徐々に押し返され、49-49で前半を折り返した。
後半も一進一退の攻防が続き、3点ビハインドで迎えた最終クォーター、富永が3点シュートを立て続けに決めるなどして逆転に成功。しかし、その後はターンオーバーが続き、試合残り3分を切って逆転を許す。追い込まれた日本だったが、河村が残り18.3秒で同点に追いつく3点シュートを決めて引き分けに持ち込んだ。
八村塁と渡辺雄太の主力2人を欠く中、河村が両チーム最多となる28得点と躍動。前日の試合で9得点と精彩を欠いた悔しさを晴らした。次いでジョシュ・ホーキンソンが23得点、富永が14得点をマークした。
男子日本代表は来月5日と7日にも東京・有明アリーナで世界ランク50位の韓国代表と強化試合(SoftBank CUP 2024)を行う予定となっている。
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記事:SPAIA編集部