ロングラン4年目突入!舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ハリー役 平岡祐太らがデビュー
2022年7⽉8⽇(⾦)に開幕し、ロングラン上演4年⽬を迎えた舞台『ハリー・ポッターと呪いの⼦』。昨日8月3日(日) 新ハリー・ポッター役の平岡祐太、ハーマイオニー・グレンジャー役の奥村佳恵、ロン・ウィーズリー役の関町知弘、ジニー・ポッター役の吉井 怜、マクゴナガル校長役の白木美貴子の計5名が初⽇を迎えた。8月3日(日)出演した新キャストのコメントが到着した。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語は、2016年7月のロンドン初演以降世界中で多くの演劇賞を獲得し、好評を博しており、国内でも第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を獲得。2022年より開幕した東京公演は総観客数120万人を突破、さらに通算1200回公演を達成した。
■ハリー・ポッター:平岡祐太
無事に初日の幕を開けることができました。
ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!
今年の初めにオーディションに合格してから、ずっとハリーのことを考えて、初日まで稽古に打ち込んできました。
初めてこの舞台を観たとき、脚本や音楽、照明、衣裳、そしてお芝居——
すべてに心を奪われて、まるで本当に魔法がかかっているかのような感動を覚えました。
その感動を今度は自分が届けたい、そんな思いで「感動は魔法だ」という言葉を胸に、準備を進めてきました。
そして、ついに旅が始まりました。
この作品が、チームのみんなとともに紡ぐ“MAGIC”が、誰かの心をそっと照らす光となりますように。
その願いを込めて、これからの一公演一公演を大切に、舞台に立っていきたいと思います。
■ハーマイオニー・グレンジャー:奥村佳恵
私たちの旅路に、ついにお客様が仲間入りしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
去年の2月、東京では珍しく沢山の雪が降った日。つるつると滑る道路によろめきながらもオーディション会場に着き、無事に審査を受けられたあのときも、私のハーマイオニーをみてもらえることがありがたくて嬉しかった。
容易い道のりではなかったけれど、無事に初日を迎えられたのは座組の皆様、心をお寄せいただいた方々、そして観に来てくださる皆様が居るからこそ。
まだまだ旅は始まったばかり。たとえこの先にどんな困難が待ち受けていようとも、この劇場に集まった私たちならきっと乗り超えられると確信しています。
客席の皆様からのエナジーが、なによりも強い魔法です。ウィゾー!
■ロン・ウィーズリー:関町知弘
キャストの皆様、スタッフの皆様。
稽古期間中は不安がっている僕にとても優しく接して頂きありがとうございました。おかげで楽しく過ごせました。
思い返すだけで涙が出そうです。
そしてお客様。
ロン関町を、そして素晴らしい仲間達をどうぞよろしくお願いいたします。
自信を持って皆様を魔法の世界へ連れて行かせていただきます。
想像しただけで涙が出そうです。
お待ちしております!
■ジニー・ポッター:吉井 怜
稽古期間、多くの刺激を受けながら色々考えてチャレンジして、悩んだこともありましたが、私なりのジニー・ポッターに向き合い続ける日々はとても充実していました。
ついに初日を迎えられて大変嬉しく思います。
心強い共演者の皆様、この舞台を支えてくださるスタッフの皆様とのチームワークなくして、ここまで来られなかったので感謝の気持ちで一杯です。
ご来場頂く皆様と、魔法の時間を共に過ごせることを楽しみにしています。
■マクゴナガル校長:白木美貴子
数年前、あの「ハリー・ポッター」が舞台になると聞いた時は驚きました。
どうやってあの魔法の世界をお客様の前で繰り広げるのかと…
そして期待を遥かに超える素晴らしい舞台が出来上がり、ロンドン、ニューヨークなどを経て日本へ。
その舞台にマクゴナガル校長役として立てる日が来るとは…感無量です!
先陣のキャストとスタッフの皆様が丁寧に紡いできたこの舞台を、真摯に、楽しんで、大切に生きて参ります。
沢山のお客様に楽しんで頂けますように。
エクスペクトパトローナム!
撮影=渡部孝弘