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一見お得そうだけど…。“お金の専門家がやらない”3つの「食費節約法」

saita

一見お得そうだけど…。“お金の専門家がやらない”3つの「食費節約法」

2025年も食品の値上がりが続いています。食費は家庭にあった節約方法を見つければ、継続して出費を抑えることができますが、がんばりどころを間違えるとかえって余計な支出につながることも。今回は、よく聞く食費の節約法のうち筆者が過去にやってみたけれど「節約につながらなかった」と感じたものをお伝えします。

1.スーパーのはしご買い

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食材を出来るだけ安く買うために、いくつものスーパーを回る「スーパーのはしご買い」。わが家も以前はしていました。買い物中はお買得品を買えた喜びが大きいけれど、家計簿を付けてみると時間と労力を掛けた割には支出が減っていないという結果に。理由は、スーパーに一歩入ればお買得品以外にも目が行ってしまい、つい必要でないものまで買ってしまっていたことが大きいと思います。結果、スーパーに行く頻度が増えると支出も増えていくことに。移動にかかるガソリン代も馬鹿にならないので、現在は食材の買い出しはスーパーとドラッグストアにそれぞれ週1回行くだけと決めています。

2.大量パック商品の購入

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通常、大量パック商品はグラム単価で割安になっていることが多く、基本的にお得であると言えますが、家族構成や食材自体の使い道・賞味期限によっては、かえって節約にならない場合があります。子どもの食べ盛りを過ぎたわが家では消費量も徐々に減っているので、適切に保管していても食べきる前に食材が悪くなってしまうことも少なくありません。特に野菜は冷凍すると食感が変わってしまうものもあるので、「1週間で食べきれる分だけ」買うことを心掛けています。

3.家庭菜園

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野菜の種は100円ショップでも買えるので、「新鮮な野菜が食べられる上に節約にもなるだろう」と家庭菜園をしてみたことがあります。
わが家は集合住宅なので、プランターや土・肥料の購入など環境を整えて始めてみました。ところが、仕事や家事の合間に水やりをするなど手間をかけた割に、初心者向きと言われているリーフレタスやミニトマトさえ思ったほどの収穫がありませんでした。
庭があるなどコストをかけずに始められる人や日々の手入れを楽しめる人にはいいかもしれませんが、私には合わない方法なのできっぱりとやめることにしました。

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一般的には節約につながると言われている方法でも、食費は家庭ごとのライフスタイルで結果が出ないことが多々あります。いいなと思う方法はまず試してみることが一番ですが、その結果支出が減っているかを確認していくことも大切です。

山根純子/ファイナンシャルプランナー

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