「釣り人の頭皮が危ない?」釣り場に潜む脅威から髪の毛を守る方法を解説
夏の猛暑も終わり、寒さ感じる冬。実は、秋~初冬にかけてが1番髪の毛が抜けやすいのを知っていますか?つまり、真夏の猛暑の影響が頭にわかりやすく出るのが今なのだ。特に釣りは野外の遊びで、その影響をモロに受けやすいのは言うまでもない。帽子を被っていても、ムレムレの頭皮は確実にダメージをくらっているというから恐ろしい。魚も大事だが、髪の毛はもっと大事。この記事はそんな方に向けて書いてみたい。
釣りと髪の毛
さて、釣りは考えてみると意外と髪の毛に優しくない遊びだ。海の潮風や、工業地帯だとシンナーや薬品の臭いのする煙も何だかヤバイ。そんなものが頭皮に降りかかれば、ダメージを食らわないわけがない。
今も昔も「釣りは格好から入る」って方も多いが、やはりふさふさもその中に入るだろう。帽子を取って別人になってしまったら、格好もなにもない。そのためにもできる予防はしておきたいと思う。
これはもはや、釣り人の切実な願いではないだろうか?釣りに行って毛根とオサラバしていたら、今後怖くて釣りに行けなくなる。それだけは回避したいものだ。
意外と危ない釣り場環境
さて、釣り場環境が髪の毛に良くないのでは?という疑問をもう少し掘り下げてみよう。これはあくまで筆者の考えなので、気軽に見てほしい。だったら書くなとか言われそうだが、考えすぎるのもストレスで髪には良くないからだ。
例えば海釣りだが、潮風は気持ちいいし、空気も都会よりもきれいだ。しかし、油断は大敵だ。塩害も気にはなるが、やはり炎天下にさらされるのが最も危険に感じる。真夏の水面からの照り返しもそうだが、意外にも冬場も乾燥しているので、日中の日差しは強い。
さらにこれは特殊な例たが、工場の近い釣り場も怖い。個人的にはこちらの方が未知の部分があるので苦手だが、何が怖いって、風に乗ってシンナーの臭いや独特の異臭は、人体に良くないと感じる。喉や目が痛くなるくらいだから、髪に付着したらヤバイに決まっている。
確かにこれは特殊な例だが、それにしても野外の遊びで自然に触れ合う機会の多い釣りは、やはり髪に優しい遊びとは言えない。意外な盲点だったかもしれないが、では、どうやって大切なふさふさを守ればいいのだろうか?
しっかり守ろう髪の毛
できることは限られているが、まず釣りから帰ったらよくよく頭を洗うことだ。風呂に入るとは思うが、そのまま疲れて寝てしまうなんて論外だ。しっかり汚れは洗い流そう。「毛根は1日にしてならず」だ。そして、必ず髪はしっかり乾かしてからベッドに入ろう。濡れたままだと雑菌が湧きやすくなる。枕カバーなどもこまめに洗濯するのは言うまでもない。
メッシュの帽子がオススメ
さらに、ほとんどの釣り人は帽子を被ると思うが、被りっぱなしも良くない。たまには外して空気の入れ替えをしてあげよう。そして、できるならメッシュタイプの帽子を推薦したい。冬場などは寒いので、ニット帽になるのは仕方ないが、夏場などはメッシュ帽がおすすめだ。帽子類は、頭を保護する意味でも釣りには欠かせないが、紫外線から髪を守る重要なアイテムでもある。正しく被ってしっかり守ろう。
これはどれもこれも気休めにしかならないが、やらないよりはだいぶましに思える。幸い筆者はまだ無事だが、一応気を付けてはいる。髪など気にしていたら、釣りなどできない!確かにそれも正解だと思うが、そんな人は、釣りから帰ったら一度帽子の裏側を覗いてみてはいかがだろうか。あなたの知らない真実が見えるかもしれない。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>