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「GMMTV FAN-EVENT IN TOKYO」開催記念:GAWINさん独占インタビュー|「東京に来るのは3回目。日本のアニメだけじゃなくて、日本映画も好きです」

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2024年12月、タイの大手テレビ番組制作およびタレントエージェントを行うエンターテインメント企業「GMMTV」所属の人気俳優によるファンイベント「GMMTV FAN-EVENT IN TOKYO」がアニメイト池袋本店B2Fのアニメイトシアターにて開催されました。

今年の「GMMTV FAN-EVENT IN TOKYO」には、タイで活躍するフレッシュな若手俳優たちが来日。トークセッションやゲームコーナーを通して、ファンとアットホームなひとときを楽しみました。

アニメイトタイムズでは、イベント前後に俳優陣へのインタビューを敢行。イベントの裏話や、彼らが日本で感じた魅力、そしてファンへの熱いメッセージをたっぷりお届けします。今回は、2025年にすでに3本の主演作が決まっているGAWINさんです。イベント出演直前にお話を伺いました。

【写真】タイドラマの人気俳優 GAWIN独占インタビュー【GMMTV FAN-EVENT IN TOKYO 開催記念】

「音楽が大好きです」日本では楽器のたくさんある場所に……

──日本に対する印象や好きな場所について教えていただけますか?

GAWINさん(以下、GAWIN):今回で東京に来るのは3回目なんです。次は東京以外の場所にも行ってみたいと思っています。北の方で雪が多いところに行ってみたいですね。スノーボードなんかもやってみたいです。

──ウィンタースポーツは得意なんですか?

GAWIN:小さい頃に少し経験があります。ただ、久しぶりなので、きっと思い出すのに時間がかかると思いますが……(苦笑)。でも挑戦してみたいですね。

──これまで日本を訪れた中で、印象的だった場所はありますか?

GAWIN:具体的な場所というわけではないのですが、レストランがたくさんある場所が好きです。日本は食べ物がどれも美味しくて、買い物も楽しいですね。

それから楽器店がたくさんある場所も印象的でした。確か御茶ノ水だったかな……? ギターやドラムなど、いろいろな楽器が揃っている場所に行ったんですが、地名は忘れてしまいました(笑)。また行ってみたいです。

──ドラムも叩かれるんですか?

GAWIN:そうですね。今はギターがメインなのですが、昔はドラムやトランペット、ベースを少しやっていました。音楽が大好きです。

──だから歌もお上手なんですね。

GAWIN:ありがとうございます。恐縮です(笑)。実は父が音楽好きで、いろいろなジャンルの曲を聴いていました。その影響で、僕も時間がある時は音楽をよく聞いています。弾き語りをしたり、一人で歌ったり。

『Perfect 10 Liners』のイケてるグループの雰囲気が楽しかった

──お話をお伺いしていると、小さい頃から表現することが好きだったんですね。

GAWIN:そうですね。小さい頃から歌うことは好きでしたが、真剣にやっていたわけではありません。当時はバスケットボールもしていて、いろいろと忙しかったです。

でも高校の時、アメリカに移住した時にバスケットができなくなって。それでやることがなくなって、時間ができたため、ひとりでなにかできることはないかなと思い、ギターを買って歌を始めました。それがきっかけですね。

──歌を始めたことで、お芝居にも興味を持たれたんですか?

GAWIN:その通りです。それと、アメリカに留学後、タイに帰国して、映画館でアルバイトをしていました。その時にスカウトされたんです。映画館のアルバイトを選んだのは、映画が無料で見られるからなんですけど(笑)。映画を見るのも好きだったんです。

──むしろ、それまで声をかけられることはなかったんですか? なんだか不思議です。

GAWIN:あははは、ありがとうございます。そういう機会はなかったんです。実は当時はあまり自分をケアしていなくて、アメリカにいた頃は80キロくらい体重があったんです。アメリカの食べ物、美味しいですから……(笑)。若かったので気にしていなかったんです。

──映画がお好きということでしたが、GAWINさんはタイドラマの面白さや演技の魅力をどんなところに感じていますか?

GAWIN:いろいろな役に挑戦できることがとても面白いです。ただ、ドラマ『Kiss Me Again』で最初に演技をした時はすごく緊張しました。カメラの前に立った時、手が震えて心臓がバクバクして。しかもいきなり喧嘩を売るシーン(笑)。でも、そういった経験を重ねて、演技の楽しさを知りました。

──2024年には『Perfect 10 Liners』にも出演されています。今回のイベントでも共演したBOOKさんともご一緒でしたね。『Perfect 10 Liners』の撮影エピソードなどがあれば教えてください。

GAWIN:とても面白かったです。今まで会ったことのない後輩にも今回の撮影を通じて知り合えましたし、Markとは初めて共演できました。イケてるグループの雰囲気が楽しかったです。

──ご自身の大学生活やアメリカでの経験が役に立った部分はありますか?

GAWIN:そうですね。サッカーやバスケットボールなど、スポーツの経験は役に立ちました。ただ、僕自身はそんなに人気者ではなくて、イケてるグループにもおらず(笑)。普通に友だちと本を読んだりして過ごしていましたね。

今は「演技や歌に夢中」いつかはおばけ役に挑戦?

──『Perfect 10 Liners』というタイトルにちなんで、パーフェクトになるために努力していることや、ルーティーンはありますか?

GAWIN:演技や歌に夢中になっています。皆さんの前でパフォーマンスをするときには、できる限りパーフェクトで披露したいので、全力で練習に取り組んでいます。撮影では役にしっかり入り込み、できるだけ良いパフォーマンスを目指しています。
 

──2025年は3本の出演作が控えています。

GAWIN:まだ詳細はお伝えできない部分もありますが、それぞれの作品で違った一面をお見せできると思います。いろいろな役に挑戦できることを楽しみにしています。

──これから挑戦してみたい役柄はありますか?

GAWIN:映画に挑戦してみたいです。アーティストの人生を描いた作品にも挑戦してみたいです。歌も演技も生かせる役が理想ですね。それから、ホラー映画やスリラー映画にも興味があります。おばけ役とか(笑)、殺人犯とか……。

──殺人犯!

GAWIN:自分とはまったく違うキャラクターを演じてみたいんですよね。自分が持っていないものにチャレンジすることで、新しい発見があると思うんです。

──ちなみに、アニメも好きだと伺いましたが、日本の映画はどうでしょうか。

GAWIN:はい。小さい頃からアニメを見ていましたし、大人になった今でも見ています。『NARUTO -ナルト-』『ドラゴンボール』とか。『鬼滅の刃』も好きです。今は『葬送のフリーレン』を見たいなと思っているところです。

実はそれと同じくらい映画にも夢中で、日本映画や、日本を舞台にした映画が特に好きです。今観たいなと思っているのが『PERFECT DAYS』や『ドライブ・マイ・カー』です。日本映画の魅力は、照明やビジュアルの美しさ、ストーリーの描き方だと思っています。いろいろな日本映画をもっと見てみたいですね。

──最後に、日本のファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。

GAWIN:まず、今日会いに来てくれた皆さん、本当にありがとうございました。僕は毎回日本に来るたびに、すごく楽しくて幸せな気持ちになります。だから、今日は本当にありがとうございました!

そして、今回来られなかった方も、悲しまないでください。また日本に来ますので、その時はぜひ会いに来てくださいね。

もし皆さんにお時間があれば、タイまで僕に会いに来てもいいんですよ?(笑) またお会いできる機会があると嬉しいです!

【取材・文/逆井マリ】

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