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ガウディ建築の秘密を解明⁉名古屋市美術館で「ガウディとサグラダ・ファミリア展」12/19~

NAGOYA.

ガウディ建築の秘密を解明⁉名古屋市美術館で「ガウディとサグラダ・ファミリア展」12/19~

サグラダ・ファミリア聖堂、2022 年 12 月撮影
© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

大須観音駅1番出口から歩いて5分ほど、白川公園内にある『名古屋市美術館』で12月19日(火)~3月10日(日)まで特別展「開館35 周年記念ガウディとサグラダ・ファミリア展」が開催されます。

スペイン・バルセロナを中心に活動した建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)は、歴史的な建築様式を学び、大自然から有機的なフォルムや幾何学的な法則を発見し研究することで、独自の造形原理を作り上げていきました。

本展では、バルセロナ市内に点在するカサ・ビセンスやグエル公園など世界中の人々を魅了し続けてきた天才建築家ガウディの設計した代表作【サグラダ・ファミリア】にフォーカスを当てて、100 点を超える図面や模型、写真、資料、さらには最新の映像を交えながら、サグラダ・ファミリア聖堂の造形の秘密に迫ります。

-CHECK POINT-

①歴史、自然、幾何学3つの観点から見えるガウディ創造の源泉

②未完の聖堂「サグラダ・ファミリア」の建設の軌跡と特徴

③イエスの塔完成は2026年⁉サグラダ・ファミリアの現在と未来

ガウディ肖像写真、1878 年頃、レウス市博物館
© MUSEUS DE REUS. INSTITUT MUNICIPAL REUS CULTURA

アントニ・ガウディ

(1852-1926)

スペイン、カタルーニャ地方のレウスに生まれ、バルセロナを中心に活動した建築家。

サグラダ・ファミリア聖堂の2代目建築家となり、亡くなるまで聖堂建設に専念した。

同聖堂のほか、カサ・ビセンス、グエル公園、カサ・バッリョ、カサ・ミラなど7つの建築物が「アントニ・ガウディの建築群」として世界遺産に登録。

-見どころ①-

独創的なスタイルの源泉が明らかに

アントニ・ガウディ《聖遺物箱・聖体顕示台のデザイン》1878 年、レウス市博物館
© MUSEUS DE REUS.INSTITUT MUNICIPAL REUS CULTURA

ガウディの独創的な建築はどこから生まれてきたのでしょうか。展覧会ではその建築様式の源泉と展開を歴史、自然、幾何学の3つの観点から探っています。

ガウディは「人間は創造しない。人間は発見し、その発見から出発する」という自身の言葉の通り、西欧建築の歴史、異文化の造形、自然が生み出す形の神秘をどん欲に吸収し、独自の形と法則を生み出しました。

有機的なフォルムの装飾をデザインするほか、自然の中に潜む幾何学に注目し、それを建築造形へと応用することでガウディ建築に。

-見どころ②-

サグラダ・ファミリア建設の軌跡と特徴

《サグラダ・ファミリア聖堂、身廊部模型》2001-02 年、
制作: サグラダ・ファミリア聖堂模型室、西武文理大学
©西武文理大学/photo:後藤真樹

ガウディが2代目の建築家に就任したのは1883年のこと。

そこから1926年に亡くなるまで、ガウディはサグラダ・ファミリア聖堂の設計と建設に心血を注ぎました。

ガウディは図面のみならず、膨大な数の模型を作りそれに修正を加えながら、外観や内部構造を練り上げていきました。

このようなガウディ独自の制作方法をアトリエの情景とともに紹介しつつ、残された写真と模型をもとに計画案の変遷を明らかにします。

サグラダ・ファミリア聖堂内観
© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

ゴシック聖堂の内部空間は伝統的に「森」として捉えられてきましたが、ガウディはサグラダ・ファミリアにおいてより写実的な樹木式構造の柱が林立する「森」を生み出しました。

-見どころ③-

サグラダ・ファミリアの現在と未来

サグラダ・ファミリア聖堂、2023 年 1 月撮影
© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

ガウディの没後、スペインの内戦が勃発すると、聖堂の一部は破壊され、図面類は焼失、模型も粉砕されて建設は中断を余儀なくされましたが、ガウディによる備蓄基金をもとに、修復工事と模型の復元が行われて工事は再開。

近年ではコンピュータの導入により設計と建設が連動して工事のスピードが早まりました。

ガウディ以降の建設の推移を、「降誕の正面」を飾る外尾悦郎の天使像と「受難の正面」を飾るJ.M.スビラクスの彫刻を展示しながらたどるとともに、マリアの塔やマルコの塔といった最新の建設事情も公開。

2026年にはイエスの塔が完成予定で、いよいよ建設の最終段階に向かいつつあるサグラダ・ファミリアの現在の姿を、最新の映像を駆使して見ることができます。

12月のプレゼント

【応募方法】
①インスタアカウント@nagoya_dotフォロー

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※シェアする際は@nagoya_dotをメンション

③プレゼント応募投稿「いいね!」

【賞品】

「開館35周年記念ガウディとサグラダ・ファミリア展」招待券をペア5組10名にプレゼント。

【応募期間】
12/25(月)23:59まで

※当選者にはインスタDMへ通知・招待券発送に関するご案内を送ります。

ガウディとサグラダ・ファミリア展はグッズも注目

サグラダ・ファミリア缶 

グルテンフリー&低糖質チョコクランチ6個入り

1080円

ダイヤモンドカットの缶で幾何学的なガウディの建築を表現した、チョコクランチが入った「サグラダ・ファミリア缶」。

サグラダ・ファミリア聖堂の花の形のステンドグラスや天井のモチーフ、鐘塔のピナクル、モザイクタイル、教会内の主祭壇の天井飾りに使われているブドウをかけ合わせたデザインなど、様々なモチーフが缶のいたるところに描かれています。

缶の中には、スペインのお菓子「トゥロン」をイメージしたホワイトチョコクランチとクランベリーのチョコクランチの2種類が入っています。

グルテンフリー&低糖質ながら濃厚な美味しさにもこだわっているので、ダイエット中の女性もギルトフリーで味わえます。

キラキラ輝く「サグラダ・ファミリア缶」は、缶をアレンジしてアクセサリーケースにしたり、宝物”を収納したり、お菓子を食べた後も様々なアフターユースも楽しめます。

イベント名:開館35周年記念 ガウディとサグラダ・ファミリア展

開催場所:名古屋市美術館(名古屋市中区栄 2-17-25 芸術と科学の杜・白川公園内)

電話番号:052-212-0001

開催期間:12/19(火)~3/10(日)※月曜定休(1/8、2/12を除く)、12/29~1/3、1/9、2/13は休み

開催時間:9:30~17:00※2/23を除く金曜は~20:00

料金:一般1800円、高大生1000円※中学生以下無料

公式サイト:https://gaudi2023-24.jp/

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