【ワザあり!ひとり分レシピ 1袋食べきり分野菜レシピ】焼きピーマンのおかかあえ/ピーマンとさつま揚げの甘辛煮
ひとり分には量が多めの袋野菜。すっきり気持ちよく使いきるのは至難の業ですね。特にピーマンは使う頻度は高いものの、余らせ率もトップ級。分量別においしく食べきるレシピを紹介します。
ピーマン1コで! ピーマンはじっくり焼いて、甘みをしっかり引き出します。
【レシピ】焼きピーマンのおかかあえ
1 ピーマンはヘタと種を除き、六つ割りにする。魚焼きグリルの中火またはオーブントースターで4分間ほど(魚焼きグリルが片面焼きの場合は途中で上下を返す)、皮がめくれるくらいまでしっかり焼く。
2 ボウルに削り節の半量としょうゆ小さじ1/3を入れて混ぜ、1を加えてあえる。器に盛り、残りの削り節をのせる。
[1人分10kcal 調理時間7分]
ピーマン3コで! さつま揚げのうまみがしみ込んだピーマンが絶品!
【レシピ】ピーマンとさつま揚げの甘辛煮
1 ピーマンはヘタと種をつけたまま縦半分に切る。さつま揚げは斜め半分に切る。
2 小さめの鍋かフライパンにごま油小さじ2を中火で熱し、ピーマンを種側を下にして並べ、1分30秒間焼きつけて上下を返す。
3 あいているところにさつま揚げを並べ、Aを加えて煮立たせる。アルミ箔(はく)で落としぶたをし、7~8分間煮る。途中、水分がなくなりそうになったら水少々を加える。
[1人分210kcal 調理時間15分]
【教えてくれた人】沼口ゆき(ぬまぐち・ゆき)
料理研究家。現在、引っ越し準備のための仮住まい中。限られた調理環境から生まれる料理は、潔いほど余計なものをそぎ落とした痛快レシピ。袋野菜へのフットワークを一気に軽くしてくれますよ。
撮影・宮濱祐美子
スタイリング・久保田朋子
取材&文・宇田真子
NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』2024年6月号より抜粋