たった1分で変わる!朝の「カラダ、軽っ!」を叶える背中ストレッチ【理学療法士が教える】
「最近、どうも体が動きにくい...」「若い頃とは違う、体のあちこちの痛みが気になる...」。そんなお悩みを抱える方に、ぜひ知っていただきたいのが、理学療法士・整体師の木村翔太さん、通称「きむ先生」です。きむ先生は、「痛みなく健康に過ごす」をテーマに、なぜその症状が起こるのか、どうすれば解消されるのかを分かりやすく教えてくれると、多くの方に支持されています。書籍『老いをゆっくりにする 1日1分セルフケア』(KADOKAWA)では、さまざまな痛みの原因となる最重要4部位(背骨、股関節、肩甲骨、足首)を、体の状態に合わせて、1日1分ずつセルフケアする方法を紹介。人生100年時代と言われる現代、何歳になっても「痛みゼロ」でいられるように、この一冊を参考にしてみてはいかがでしょうか。
※本記事は木村翔太(きむ先生)著の書籍『老いをゆっくりにする 1日1分セルフケア』から一部抜粋・編集しました。
背中がかたいと、痛みが全身に広がる
デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいると、筋肉がこり固まり、全身の血流も悪くなります。すると背骨の関節も動きにくくなり、痛みが出たり、可動域が狭くなって張りを感じたりすることも。
さらに悪化するとピリッとした痛みを感じるなど、体の不調にもつながります。
そこで、「老後のための寝る前1分」ケア。なぜ「老後のため」かというと、ほとんどの人が「背骨」からかたくなっていくからです。
そしてなぜ「寝る前」かというと、背骨は寝ている間にかたくなるから。
このストレッチを寝る前に1分やるだけで、老後の体はもちろん、朝から「カラダ、軽っ!」ってなりますよ。
結果、体が軽くなる!
【背骨】壁に手をついて左右揺らし
1.肩の高さで腕をまっすぐに伸ばし、壁に手をつく。
2. 倒せる範囲で上体を前に倒す。
3. 上体を左右に大きく揺らす。
かかとは上げてもOK!
背中と脇あたりに伸び感があればOK!