初めての帝王切開! 流動食、傷痕、保険などのアレコレ
2人姉妹を育てるママライターの愛華です。私が次女を妊娠したのは33歳の時で、長女が1歳4ヶ月のころでした。出産2ヶ月前に急に逆子と判明した次女。長女は自然分娩だったので、初めての帝王切開手術での出産でした。今回は、帝王切開出産で体験したこと、思ったことをお伝えしたいと思います。
帝王切開手術にはつきものと聞いていた、流動食
私にとって帝王切開でまず大変だったのは、絶飲・絶食でした。麻酔の副作用が出にくいように、手術前日から絶飲・絶食していました。そして、手術後1日目に、ようやく流動食から食事がスタート。「久しぶりの食事が、流動食で足りるの?」と不安になったことを覚えています。
帝王切開を経験した人からは、「流動食は、一見物足りなさそうに見えるけど、不思議とすごくおいしく感じるんだよ」と聞いていましたが…、本当でした。私が出産した時のメニューは、
・生姜葛湯
・梅干し
・スープ
・アルジネードウォーター
これだけでしたが、すごくおいしくて、大満足でした。「数日後にはこの何倍…何十倍ともいえる量を食べられるようになるなんて嘘じゃないか」と思いましたが、翌々日には、お祝い膳の豪華なお食事をおなかいっぱいいただきました。「人間ってすごい」と心底思いました。
帝王切開手術の傷口ケアはどうする!?
帝王切開では、手術で切った痕ができてしまうのは、私も仕方ないことだと思っていました。出産後、病院でおすすめのケア品をもらいましたが、入院中に買うタイミングを逃しました。そこで、退院してから自分でいろいろと検索したところ、3Mテープというのが出てきました。
「どこで買えるのかな?」と探していたある日、処方箋薬局で見つけました。「処方箋がなくても購入できますか?」と聞いたところ「大丈夫です」とのことなので、即買いしました。値段は数百円でした。
使い方は、3Mテープを3~4cmほどに切って傷口と垂直方向にペタペタ貼っていくだけです。剥がれや汚れが気になったら新しいものに付け替えるというのを、繰り返しました。
3Mテープのおかげか、今ではほとんど傷痕がわからないくらいきれいになりました。何も貼ってないと不安だったので、1年くらい続けたかと思います。
何が起こるかわからないから…念のための医療保険!
長女を妊娠した時には、2ヶ月ほど切迫早産で入院を経験しました。そのため、次女の出産でも長期入院の可能性を考えて、妊活中に保険に加入をしておきました。
そのおかげで、もともと加入していた医療保険と合わせて、入院1日につき13000円支払われました。さらに、入院中や産後に長女を一時保育へ預ける費用も保険金から捻出でき、経済的にはかなり安心して手術・入院・退院をすることができました。
私自身、妊娠後期になって思いがけずに帝王切開手術が決まりました。また、病室が一緒だった方は、陣痛が長すぎて急遽、帝王切開に切り替わったと言っていました。自分の経験や、周囲の人の話を聞いて、妊娠はどのタイミングで何が起こるのかわからないと実感しました。
金銭的な備えがあることは、不安材料を一つ減らせることにもなるので、私の場合、保険に加入しておいてよかったなと思いました。
私は妊娠37週に帝王切開で、体重2778g、身長47.2cmの女の子を出産しました。帝王切開での出産は初めてでしたので緊張もしましたが、出産自体は想像以上にあっという間に、ある意味あっけないくらい早く終わってしまいました。ただ、帝王切開での出産は、産後が大変に感じました。痛みとの闘いもありますが、私の場合は産後傷口のケアをしていたので、なんだかんだ体が元の状態に戻ったと感じるまでに産後1年ほどかかる長い道のりでした。
[愛華*プロフィール]
フェイシャルエステティシャンを経て34歳で2人目を出産。出産を機にライターの世界へ足を踏み入れました。日々新しいことにチャレンジしながら子育てと両立し、新鮮で楽しい毎日を過ごしています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。