西武育成出身初の先発白星挙げた菅井信也がプロ2勝目狙う 日本ハムの新エース伊藤大海と対決
7回無失点快投でプロ初勝利挙げた菅井
西武の菅井信也が28日の日本ハム戦(エスコンF)で、カード勝ち越しをかけ今季3度目の先発マウンドに上がる。
今季は育成選手として開幕し、6月2日に支配下契約を勝ち取った左腕は、同月6日のヤクルト戦(神宮)でプロ初登板初先発。5回103球3安打2失点で黒星を喫し、ほろ苦いデビューとなった。
その後、リリーフとして3試合に登板し、迎えた15日のオリックス戦(ベルーナドーム)でプロ2度目の先発マウンドへ。リーグ3連覇中の王者相手に7回91球3安打7奪三振無失点の快投を披露し、プロ初勝利を挙げた。そこから中12日あいて今日の登板に臨む。
渡辺久信監督代行も将来のローテーション候補として大きな期待を寄せている高卒3年目左腕。前日の試合ではルーキー左腕の武内夏暉がチームトップタイの6勝目を挙げた。菅井もこれに続きプロ2勝目を飾ることができるか。
西武とは好相性の伊藤大海
一方、日本ハムの先発は伊藤大海。今季ここまで16試合に先発してチームトップの7勝(3敗)を挙げ、防御率2.92をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も11度記録するなど、安定感のある投球を見せている。
ただ、前回登板した21日のロッテ戦(ZOZOマリン)では4.1回82球を投げ、8安打5失点(自責は4)。黒星こそつかなかったが、不甲斐ない投球内容だった。そこから中6日で今日の登板を迎える。
西武とは今季4月5日に本拠地で1度対戦。その際は7回95球を投げて3安打7奪三振2失点の内容で、勝敗はつかなかった。昨季は5試合に先発して4勝1敗、防御率2.23と好相性。今日の登板でも好投が期待される。
チームは前日の敗戦で、引き分けを挟んだ連勝が5でストップ。仕切り直しとなる一戦で、後半戦初登板のエース右腕が再びチームを勢いづけることができるか注目だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・荘司康誠-ロッテ・種市篤輝(楽天モバイル)
ソフトバンク・大関友久-オリックス・曽谷龍平(みずほPayPay)
【セ・リーグ】
ヤクルト・阪口皓亮-広島・九里亜蓮(神宮)
DeNA・A.ケイ-巨人・菅野智之(横浜)
阪神・西勇輝-中日・松葉貴大(甲子園)
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記事:SPAIA編集部