シャボン玉で幸せ届け 多摩病院で笑顔広がる
川崎市立多摩病院(多摩区宿河原)で5月8日、患者や医療従事者に楽しんでもらおうと、生田緑地や二子多摩川公園などの野外でシャボン玉を飛ばしている「シャボン玉オヤジ」がパフォーマンスを披露した。
多摩病院からの依頼を受け実現した企画。シャボン玉オヤジが病院で技を披露するのは初めて。
さまざまな形や大きさのシャボン玉がふわりふわりと宙に浮かぶと「わぁ、すごい」「大きい」と見ていた人から弾んだ声が聞かれた。入院中の患者は「シャボン玉で目線が自然と空へ。気持ちも上向いた」と話した。長島悟郎病院長は「多くの笑顔が見られた。感謝したい」と述べた。シャボン玉オヤジは「泡の力で老若男女問わず、幸せを届けられた。子どもたちも、すごく喜んでくれた」と語った。