5連勝中の日本ハムは北山亘基で首位固めなるか、負けられないオリックスは宮城大弥で必勝態勢
2勝2敗、防御率1.11の北山
オリックス3連戦の初戦を7-0で快勝した首位・日本ハムは14日の2戦目(エスコンフィールド)に北山亘基が先発する。
今季は5試合に登板して2勝2敗、防御率1.11。オリックス戦は2試合で勝ち星なしの1敗だが、防御率は1.26と安定している。前回5日は負け投手になったものの、8回121球で完投して1失点の好投だった。
京都産業大からドラフト8位で入団して1年目の2022年にいきなり開幕投手に抜擢。1年目はリリーフとして9セーブ16ホールドを挙げたが、2年目以降は先発を中心に起用されている。今季は金村尚真、伊藤大海、加藤貴之、山崎福也に台湾から加入した古林睿煬らとともに先発ローテーションの屋台骨を担う。
新庄剛志監督就任4年目で日本一を目指す日本ハム。まずは交流戦までに貯金を増やして首位固めするためにも、北山の力投が期待される。
2勝0敗、防御率1.64の宮城
一方、日本ハム戦6連勝中だった九里亜蓮で初戦を落としたオリックスは、宮城大弥で必勝を期す。開幕投手を務めた今季は6試合で2勝にとどまっているものの、防御率1.64と安定。6試合全てクオリティスタート(6回以上自責点3以下)を記録している。
日本ハム戦は早くも4試合目。清宮幸太郎を9打数2安打、万波中正を9打数1安打、野村佑希を6打数1安打に抑えるなど、3戦1勝、防御率2.25と相性は悪くない。
昨季はチームとしてV逸、個人としても3年連続でマークしていた2桁勝利を逃し、規定投球回にもわずかに届かず悔し涙をこぼした。今季はチームとしても、個人としてもリベンジのシーズン。日本ハムの独走を許すわけにはいかない。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・S.ハワード-ロッテ・種市篤暉(楽天モバイル)
ソフトバンク・大津亮介-西武・武内夏暉(みずほPayPay)
【セ・リーグ】
中日・涌井秀章-ヤクルト・P.アビラ(バンテリンドーム)
広島・大瀬良大地-巨人・井上温大(マツダスタジアム)
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記事:SPAIA編集部