マウスパッドの洗い方を素材別に解説!洗い方・お手入れのポイントとは?
意外と汚れている?マウスパッドの洗い方を徹底解説
パソコン作業やゲーム中など、スムーズなマウス操作に欠かせないマウスパッド。使い続けると白い汚れや黒ずみが気になる方もいるのではないでしょうか。
実は、マウスパッドの汚れは手垢や皮脂の汚れ、汗、ホコリなどが原因。知らず知らずのうちに汚れが溜まってしまうのです。
この記事ではマウスパッドの洗い方を素材別に解説!自宅にあるもので手軽にお手入れできるので、ぜひ参考にしてください。
洗う前に。取扱説明書を確認しよう
マウスパッドは素材ごとにお手入れ方法が異なります。また、素材だけではなく商品によっても洗い方が異なるので、洗う前に必ずお手持ちの商品の取扱説明書を確認してからお手入れしましょう。
布製マウスパッドの洗い方
1. 表面の汚れを取り除く
布製マウスパッドのお手入れは3段階。ホコリや皮脂汚れなど、表面の汚れを粘着ローラーで取り除きましょう。粘着ローラーで汚れが取れないときは、ウェットシートで汚れた箇所をつまむようにして拭き取ると取れる場合があります。
2. ぬるま湯で洗う
上記で汚れが落ちない場合や臭いが気になる場合には、ぬるま湯洗いも検討しましょう。重曹を混ぜたぬるま湯(40℃前後)に、マウスパッドをつけます。
押し洗いでやさしく全体を洗い、汚れの気になる箇所はつまみ洗いや指の腹でなでるようにして洗うのがポイントです。
3. 水気を拭き取り陰干しする
タオルに挟んで水気を拭き取り、陰干しで乾燥させます。手首置きが付いたタイプ(リストレスト付き)はクッション部分が乾きにくく生乾きになってしまうことも。
風通しのいい場所で乾かし、ティッシュを表面やクッション部分に押し付けて水分が感じられなければ乾燥完了です。
お手入れのポイント
ぬるま湯(40℃前後)でやさしく押し洗いする
クッション付きのものは完全に乾いたか必ず確認する
プラスチック製マウスパッドの洗い方
1. 粘着ローラーで汚れを取り除く
プラスチック製マウスパッドは、比較的汚れを落としやすい素材です。汚れが内部に染み込まないので、表面のお手入れだけで済みます。
粘着ローラーでマウスパッドの表面に付いた手垢やホコリなどの汚れを取り除きましょう。
2. ウェットシートで拭く
粘着ローラーで汚れが落ちないときには、ウェットシートも活用。ウェットシートはノンアルコールタイプのものを使用するのがおすすめです。
プラスチック製マウスパッドに使用されている素材は、アルコールに反応して変色してしまうものも。ノンアルコールタイプで定期的にお手入れすると、劣化を防げますよ。
お手入れのポイント
粘着ローラーやノンアルコールタイプのウェットシートで汚れを拭き取る
アルコールタイプのウェットシートを使う場合は、使用可能な素材か確認する
ガラス製マウスパッドの洗い方
1. ガラス面にはガラスクリーナーを使う
表面がガラスでできたガラス製マウスパッドには、市販のガラスクリーナーの使用がおすすめ。乾いた布にガラスクリーナーを付けて拭きます。直接マウスパッドに吹き付けると分量の調節がむずかしいので、布にスプレーしましょう。
2. 裏面を布で拭く
ガラス製マウスパッドは、背面に滑り止め素材を採用しているものもあります。水で濡らしたり、クリーナーを付けたりすると、滑り止め機能が損なわれる場合も。
滑り止め機能を維持させるために、背面は布でサッと拭いてホコリを取り除く程度にしましょう。
お手入れのポイント
一般的なガラス面と同じように、乾いた布にクリーナーを付けて拭き上げる
滑り止め素材を採用している裏面はホコリを取り除く程度にする
金属製マウスパッドの洗い方
1. ウェットシートや水を含ませた布で拭く
金属製マウスパッドは汚れを落としやすい素材です。ウェットシートで汚れを落とすか、ウェットシートがない場合には、水で濡らしたティッシュや布で拭いたあと、乾いた布で拭き上げましょう。基本的にはこれだけで汚れが落ちますよ。
2. ぬるま湯で洗う
しつこい指紋や油汚れは、金属表面の温度によって汚れが落ちないことも。特に寒い時期は金属製のマウスパッドも冷えてしまいがちです。ぬるま湯(40℃前後)につけると金属表面の油汚れや指紋などが溶け出し、簡単に洗い流せるようになります。
3. タオルでしっかり水気を拭き取る
金属製マウスパッドは、少しでも水が残っているとサビてしまい劣化の原因に。ぬるま湯で洗ったあとは、水滴が残らないようタオルでしっかりと水気を拭き取りましょう。
お手入れのポイント
表面の指紋や汚れが落ちない場合にのみぬるま湯洗いをおこなう
サビの原因となる水気をしっかり拭き取る
ジェル製マウスパッドの洗い方
1. 表面の汚れを取り除く
ジェル製マウスパッドは、布製マウスパッドと同じくウェットシートや粘着ローラーで表面の汚れを取り除きます。定期的にお手入れしている場合や表面の汚れだけが気になる場合には、基本的にこの2つのグッズでの掃除がおすすめです。
2. ぬるま湯で洗う
上記で汚れが落ちない場合や汚れが気になる場合は、ぬるま湯で洗いましょう。使われているジェル素材によっては水洗い不可のものもあるので、洗う前に必ず素材を確認してください。
ジェル製マウスパッドをぬるま湯(40℃前後)につけ、汚れの気になる箇所をつまみ洗いや指の腹でなでるようにして洗います。
3. 水気を拭き取り陰干しする
タオルに挟んでしっかりと水気を拭き取り、直射日光の当たらない場所で乾燥させましょう。マウスパッド表面の素材によって乾燥時間が異なります。特に布が表面に使われている場合は、乾燥時間を長めにとりましょう。
お手入れのポイント
基本的には表面の汚れを取り除く程度にする
ぬるま湯で洗った場合は水気をしっかり拭き取って自然乾燥させる
ゲーミングマウスパッドの洗い方
1. 表面の汚れを取り除く
ゲーミングマウスパッドは素材によって洗い方がさまざまです。ここではソフトタイプ(布)のお手入れ方法を中心にご紹介します。
基本的なお手入れは布系マウスパッドと同じ。ウェットシートで表面の汚れを取り除きます。水洗いに適していない商品もあるので、いつものお手入れならこれで完了です。
2. ぬるま湯で洗う
滑りにくさや汚れが気になる場合にのみ、ぬるま湯(40℃前後)で指の腹を使ってやさしく洗いましょう。
滑りやすさや止めやすさが重視されるゲーミングマウスパッドは、洗うことによって機能を損なう場合も。必ず手洗いが可能なものか確認してから洗ってください。
3. 水気を拭き取り陰干しする
タオルドライでしっかりと水気を切り、陰干しします。表面に滑り止め加工が施されているものは、ドライヤーで熱を与えると劣化してしまうことも。使い心地をキープするためにも、自然乾燥でしっかりと乾かすのが大切です。
お手入れのポイント
加工が施されているものが多いので、基本的には洗わず表面の汚れを取り除く
手洗い可能な場合はぬるま湯でやさしく洗い、陰干しする
マウスパッドを洗うときのよくある質問・Q&A
マウスパッドはどのくらいの頻度で洗えばいいですか?
マウスパッドは汚れたらその都度掃除するのがおすすめです。表面の汚れだけでなく、臭いが気になるときやシミ汚れが落ちないときに洗いましょう。あまり高頻度で洗うと機能を損なう場合があるので、日々のお手入れが大切です。
買い換えタイミングの目安はありますか?
買い替えタイミングの目安は半年に1回程度。動きが悪いと感じたときや汚れが落ちないときなど、劣化を感じたタイミングで交換しましょう。
マウスパッドを長持ちさせるコツはありますか?
マウスパッドを長持ちさせるコツはやさしく使うこと、素材にあったお手入れをすること、こまめに汚れを落とすこと。劣化につながる原因を防ぐためにも、この3つを守りましょう。
マウス裏の汚れもあわせてチェック!
実はマウスの裏面にもホコリや垢などの汚れが溜まっています。マウスに汚れが付いたまま使うと、せっかく洗ったマウスパッドがまた汚れたりマウスパッドに付いた手垢やホコリを広げたりしてしまうことも。
マウスの裏面は特にホコリが溜まりやすいので、綿棒でやさしくホコリを取り除きましょう。こまめに掃除することでマウスパッドの汚れも防げますよ。
日々のお手入れでマウスパッドの機能をキープ!
布製やガラス製など、素材によってお手入れ方法が異なるマウスパッド。日々のお手入れが重要なのはもちろん、シミが取れない場合や臭いが気になる場合にはぬるま湯洗いをするのも手です。ぜひお手持ちのマウスパッドのお手入れの参考にしてください。
ライター:nami(Webライター)