オープン直後から今も行列ラーメン!名店が札幌進出「罪悪感なく飲む」奥深い"ミックスラーメン"実食!
札幌市北区の繁華街、北24条。
通称“にーよん”と呼ばれているエリアは、今年に入ってラーメン屋さんの出店が続いています。1月には秋田県に本店を構える「末廣ラーメン本舗」がオープン。
そして3月には道東の釧路に本店がある「ラーメン まるひら」がオープンしました。
所謂“釧路ラーメン”はどんな味なのか…取材してきました!
釧路で愛されている味を受け継いで
「まるひらのラーメンが大好物だったんです!」そう語るのは店主の平野周平さん。
元々は一般企業に勤めていましたが、まるひらの味をもっと広めたいという夢を叶えるために3年前に退職。釧路の本店で修業を積み、札幌の地でまるひらをオープンさせました。
釧路の地で65年以上愛されている「ラーメンまるひら」は、平野さんのご両親が現在も4代目として釧路で営業を続けています。
優しい香りに包まれて…
店内は、カウンターが11席、4人がけのテーブル席が2つ。
カウンター席に座ると、目の前は厨房。醤油の優しい香りが、空腹の胃袋をくすぐってきます…
メニューはシンプル。
・ラーメン 850円
・大盛ラーメン 1000円
・特大ラーメン 1200円
※いずれも税込
そして、スープは
「醤油、塩、ミックス」
…ミックス!?
「塩が7~8割ぐらいのベースになっていて、醤油が2~3割という割合のミックススープです。本店では裏メニューなんですけど、札幌ではレギュラーメニューにしてみました」(平野さん)
そう聞いたら、もう迷わずミックスを注文です!
透き通るスープ。美しい。チャーシューにメンマ、ノリと小ねぎ。どこか安心感を覚えるトッピングのラインナップ。まずは、スープを一口。
最初に口に広がるのは塩、そしてそのあとに醤油がふわっと香るようなスープの味わい!食べ始めから、レンゲを持った左手が止まりません!
スープはカツオ節をメインにしているとのことで、食べ進めていくと
カツオの旨味もしっかりと感じられる奥深い味わい…。
醤油と塩のミックスのラーメン…ハマる予感です!
まるひらのラーメンはあっさりしていますが、物足りなさはないという絶妙な塩梅。お客さんからは「罪悪感なく飲めちゃうスープ」という声も多いそうです。
そこにマッチするのが、特注の細いちぢれ麺。
老舗製麺会社「西山製麺」とともに、9回の試作(取材段階)を繰り返しているということです!
オープンしてもなお、より良い麺を追求しているのは「まるひら」のラーメンに愛があるからこそですね。
故郷の味を求めて、釧路をはじめ道東出身のお客さんも多く訪れているということです。僕も今回、初めて食べたのにも関わらず“実家のような安心感”を覚える味だな~と感じました。
札幌、旭川、函館とも違う“釧路ラーメン”
釧路の地で受け継がれてきた、
体に染み渡るような優しい味わいの1杯、味わってみては?
ラーメン まるひら
住所:札幌市北区北23条西4丁目2-20 木村ビル1階
営業時間:午前10時30分~午後3時
定休日:火曜・水曜
提携駐車場あり
電話番号:070-5288-0141
(※上記の情報は記事作成時点でのものです。
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