「また加熱ムラが…」電子レンジの「オート機能」で温まらないときの“3つの解決策”
電子レンジの「オート機能」は、ボタンひとつで温まる便利なものです。しかし、温めても冷たかったり、温かい部分と冷たい部分で加熱ムラができたりすることも……。ここでは、そんな問題を解決!電子レンジのオート機能で“温まらない”、その原因についてご紹介します。
オート機能のしくみは……?
そもそも、電子レンジの「オート機能」とはどんなものなのかを簡単にご説明します。
オート機能は、センサーなどを使って温め時間を自動で算出してくれるというものです。
重量を検知して、温めに必要な時間だけオート(自動)で稼働します。わざわざ加熱時間を設定しなくても、電子レンジにお任せできる便利な機能です。
しかし、食品の置き方や量によっては、十分な温め時間を検知しない場合も……。オート機能で加熱しても冷たくなるほか、温めすぎるケースもあります。
「オート機能で温まらない」を防ぐには
電子レンジのオート機能を使って食品を温めるには、ちょっとしたコツがあります。
1.食品をほぐす
かたまりになっていると、中心部が温まりにくくなります。ごはんを温める際は、加熱ムラが起きないようにほぐしましょう。
2.ふたを外す
電子レンジ加熱OKの場合でも、ふたは外して加熱しましょう。ふたがあると、センサーがただしい加熱時間を検知しにくくなります。
3.ちょうどいいサイズの容器を使う
オート機能でうまく温まらないのは、容器が原因の場合も。容器が大きすぎたり小さすぎたりすると、重量センサーが正常に反応しないため、食器は大きすぎず小さすぎずちょうどいいサイズのものがベストです。
食品の分量と容器の大きさがあっていない場合は、同じくらいの容器に移し替えてください。
センサーがただしく検知するくふうを
オート温めは自動で温め時間を判断するため、「ただしい加熱時間を検知しやすいようにすること」で温めムラを減らせます。
ちなみに、冷凍食品などであらかじめ加熱時間が記載されているものは、オート機能NG。時間とワット数を調節して、レンジ加熱してくださいね。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア