後藤啓介が古巣・ジュビロ磐田の練習に参加。ベルギー1部アンデルレヒトに移籍、海外での成長を語る
ジュビロ磐田からベルギー1部アンデルレヒトに移籍した後藤啓介選手(ジュビロ磐田ユース出)が、古巣の練習に参加しています。
後藤啓介選手
-いつから磐田の練習に参加していますか。
湘南戦の前日(6月3日)からです。最高です。熱いからきついですけど。
-ベルギーでのシーズンはどうでしたか。
1年間セカンドでやって、1年後にトップチームに出て、ヨーロッパリーグも出られたし、リーグ戦も何試合か出られました。カップ戦の決勝もピッチに立てなかったけど、ベンチに入っていけたので、満足といえば満足です。
-自分の中で成長できた部分は。
体の当て方というか、ロングボールが多いので、それに対してのボールキープの仕方はうまくなったと思います。潰されやすいのでワンタッチの技術は上がったかなと思います。
-体が大きくなりましたよね。
77とか78キロとか、日によって違いますけど。(磐田に)入団したときは70でした。
-ベルギーでゴールを決め、相手に研究されていると思います。
最初のゴールと、連続で決められたゴールは相手も予測していなかったと思いますし、決めてその後はちょっとしか出てないですけど、ちょっとタイトになったというか。でもその中でアントワープ戦(5月2日)はフリーでしたけど、あそこにいることも大事だし、味方の動きも良くて、ああいう感じになりました。
向こうは、カップ戦の前だったのでターンオーバーしてくると思っていて、スカウティングされた中でああいうプレーができたのでよかったと思います。
-環境の違いなどは感じますか。
1部と2部では1個スピードが違うんですけど、徳孟(川合選手)もそうですが、最初はキャンプとか難しい部分もあるんですけど、継続してちょっとでも試合に出れば目が慣れて体が慣れていって。あいつもいいプレーが増えていると思うし、俺もそんな感じで。その環境に慣れることが大事だと思います。慣れたらそういう差というのは感じなくなってきます。
-チーム内のコミュニケーションは。
セカンドはもうなんなら俺が主体というか、中心としてやってくれていたのでみんな話しかけてくれるし、こっちも話せるし、試合中も要求しあえる感じで。トップチームの選手も結果を出すにつれて絡んでくれたりとか。日本が好きな選手が多かったので、そういうので質問してきたりとか。こっちと日本では飯はどっちがうまいんだとか(記者笑)。そんな感じです。
-ベルギーは食事がおいしいですよね。
そんなに外食しないので。クラブと家の行き来しかしないし。でもクラブの(出される)ご飯はおいしいです。
-練習環境は。
ピッチがひどいというか、地元の公園の方がいいぐらい冬はぐちゃぐちゃで、整備もされないので、シーズン終盤とかめちゃくちゃ汚い中でやるので、やっぱりこっちに来るとめちゃくちゃいいピッチだし、取り替えを履かなくてもいいのは大きいですね。
-自主練習などはやっていますか。
俺と16歳の選手はずっと、週4で筋トレをやっていて、練習が終わったらジムに行ってメニューをやっている感じです。4つのメニューをしっかりやっています。
-日本にはいつまでいますか。
17日までいるんですけど、16日まで練習をやっています。
-やっぱりクラブで活躍して代表へという思いは強いですか。
その質問は来ると思っていました。俺はノーコメントで。森保さんが選んだので平等だと思いますし、入れなかったってことは実力不足なのでやるしかないです。別に劣っているとも思わないので、9月のシリーズに呼ばれるように、シーズンも始まるので、そこまでにしっかりピークを持っていって、1年間通して調子を保って、ワールドカップに選ばれるように頑張らないと。