ご当地ヒーローが熱中症予防を呼び掛け 名張・滝之原保育園で
三重県名張市のご当地ヒーロー「119団アンシンダー」は6月3日、滝之原保育園(同市滝之原)を訪れ、園児たちに熱中症予防を呼び掛けた。
名張市保育所(園)・認定こども園保護者会連絡協議会(住田芳幸会長)は6月中、加盟する12か所の保育所や保育園、認定こども園に熱中症予防のため周囲に水を散布する「ミスト噴霧器」(計20台)と絵本「どうしてねっちゅうしょうになるの?」(計12冊)を寄贈する。寄贈の際は、市消防本部の職員が扮するアンシンダーが駆け付け、子どもたちに啓発活動を行う。
滝之原保育園は、12施設のうち最初の寄贈先。3から5歳児の前に現れたアンシンダーは「お茶をしっかり飲んで」「外で遊ぶ時は帽子をかぶって」「自分がしんどくなったり、友だちがしんどそうにしていたら大人に言って」の3つ呼び掛けた。子どもたちは、元気に「はーい」と手を上げて応じた。
その後、アンシンダーは同連絡協議会からの寄贈品を園児たちに手渡し、ハイタッチするなどして遊んだ。同園の宮本道子園長は「暑さが厳しくなる前に頂いた。上手く活用し、子どもたちが安全に遊べるようにしていきたい」と話した。