外国人の目には奇妙に映るらしい 日本人の〝食事中にやりがちな行為〟描いた漫画に1.5万人共感
食事中にやりがちな「ある行動」について描いた漫画が、X上で注目を浴びている。
エジプト在住の音楽家・オカリナ講師のジャスティン(@Justin_ocarina)さんが2025年5月18日に投稿したのは、自身の実体験を基にした3コマ漫画。
ある日、北アイルランド人の友達と食事をしていたジャスティンさんは、料理の乗った皿を友達の方に寄せてあげたという。
読者の皆さんも「これやったことある」と身に覚えがある人は少なくないだろう。大皿料理なんかだと、自分の分を取った後に他の人が取りやすいよう、自分から遠ざけて置くのはあるあるだと思う。あるいは、なんとなしにやっている、という人もいるかもしれない。
しかし、友人からはこんな言葉が返ってきた。
「なんでいつもこっちに皿寄せて来るわけ?」
思わず「え?」と聞き返すジャスティンさん。なんでも何も......逆に、何が疑問だというのだろう?
自然にやっていたけれど...
問われたジャスティンさんは友人に「届かないかと思って」とお皿を寄せた理由を答える。
すると返ってきたのは......。
「届くよ なんか食べる順番の圧力かけてるみたいじゃん」
どうやら友人はお皿を寄せられることで、「この料理を食べるべき」と言われているように感じたらしい。な、なるほど!? その発想は、なかった......!
ジャスティンさんは友人の言葉を聞き、「確かにな...」と理解を示す。
そしてその後日本に帰った際、今度は自分が「皿を寄せられる」側になり、なぜそんな行動が行われるのかに、気づいたという。
「ああこれ...日本人の『愛情表現』だったのか...」
20日、Jタウンネット記者の取材に応じたジャスティンさんは、この気付きを得た時の心情をこう振り返る。
「嫌がるのも良くないし、『ありがとう』でいいか...と思いました」
ジャスティンさんの体験談には、X上で1万5000件以上のいいね(20日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「まんまうちのお母さんだこれ」 「子どもの頃から自然と受け入れてたました」 「コレ食べる?=日本的『愛してる』だなとしみじみ思う」 「自分の分とったら取り箸か皿自体を他の家族の近くに寄せるって感覚はあるな」