チーム存続へメンバー募集!幼年野球チーム「三郷タイフーン」 15日(土)に体験会
少子化による競技人口の減少やスポーツ離れなどにより、各競技で存続が危ぶまれているチームや教室は少なくありません。そんな中、上越市で25年続く少年野球チーム「三郷タイフーン」から、チーム存続のためメンバーの募集をしたいのでぜひ取材に来てほしいとJCVに連絡が入りました。「三郷タイフーン」は今年の6年生が引退するとメンバーが足りなくなり、秋の新人戦に出られなくなります。なんとか一緒に野球をする仲間を増やしたいと、チームは今月15日(土)に体験会を開いてアピールする計画です。
三郷タイフーンは、25年続く上越市の少年野球チームです。過去には市内大会での優勝はもちろん、2022年には全国学童軟式野球大会に県の代表として出場したこともあります。
かつて30人ほどメンバーがいた時代もありましたが、現在は上越市立三郷小学校、大手町小学校、和田小学校の6年生8人、5年生1人、4年生8人の18人で、ピーク時のおよそ半分です。
現在は単独で試合に出られていますが、今年の6年生が抜けると秋の新人戦は出られなくなります。
三郷タイフーン 小山明監督
「ルールの改定で、(試合)3年生になってからという年齢制限ができた。1年生でチームに入ってくれる子はいるが、今回の新人戦には間に合わない。6年生が引退してしまうと、単独チームでは出場できないので困っている。仲間が増えて一緒に練習できればうれしい」
チームではこの危機をなんとかして乗り越えようと、メディアの取材を通じて練習風景を見てもらい、体験会に多くの児童に参加してもらおうと考えました。この日の練習はキャッチボールにはじまり、ノックやキャッチしたボールを的確に塁に返球する守備の強化が中心でした。
キャプテン 6年生 大坂梓朗さん
「(魅力)野球はチームスポーツ、そこがいいところ。チームはみんな元気で明るく仲がいい」
三郷タイフーンでは今月15日(土)に清里スポーツ公園グラウンドで体験会を開催し、一緒に活動する新メンバーを募集します。
小山明監督
「集団でなければ学べないことが、ここに来れば必ず学べると思う。今のメンバーは3つの小学校だが、どの学区からも募集している。体験会では、柔らかいボール・柔らかいバットで棒の上に置いて打ったり、走ったりする。少しでも野球の楽しさ、体を動かす楽しさを感じてもらえれば」
体験会の詳しい情報は、三郷タイフーンの電話(090-8701-6249)またはインスタグラムまでお問い合わせください。