【激辛道場 #2】辛党から絶大な支持を集める!竹の家の「とろけるパイカの旨辛丼」の神辛に挑戦!【金沢・石川】
辛いもの大好き編集部が、石川・金沢の激辛グルメに挑む新企画「激辛道場」。
第2回目は、地元で愛され続ける「竹の家」の名物「とろけるパイカの旨辛丼」の“神辛”に挑戦してきました!
金沢市八日市に構える、老舗の定食屋さん「竹の家」。
店主自ら市場に出向き仕入れる旬の鮮魚を使った海鮮丼をはじめ、オムレツライスや生かつ丼といった丼もの、うどんや定食など80種類以上の多彩なメニューが自慢で、県内外に多くの熱烈なファンを持つ人気店です。
壁には、全国各地から集めた銘酒のラベルがぎっしり。
2025年2月には、本店の隣に新館をオープン!
昼は本店と同じメニュー、夜は店主が厳選した全国各地の日本酒と一品料理が楽しめる居酒屋スタイルで営業されています。
今回は、和モダンな雰囲気の新館にお邪魔してきました。
立ちはだかったのは、2代目店主の後 岳範さん。
料理人歴30年以上、先代である父親の影響で幼い頃から食べることや料理が大好きだったそう。
卓越しているのが、その探究心と好奇心の深さ!
一つのものを作り続けるのは飽きてしまうそうで、空いた時間は新作メニューの研究に時間を費やすなど常に新しいアイディアを追求するゆえ、年々メニューが増え続けているのだとか(笑)。
最近の休日は山小屋作りに挑戦しているそうで、明るく活発でユニークな人柄もファンを魅了しています。
さっそくこちらの「とろけるパイカの旨辛丼」にチャレンジ!
2018年の「北陸kara旨グランプリ」で優勝し、その後京都で開催された「KARA-1グランプリ」では見事日本一に輝いた、全国の辛党が認める名物丼です。
辛さは、辛口→激辛→神辛の3段階。
今回は一番上の”神辛”に挑みます!
ちなみにそれ以上の辛さも可能なので、自信がある方は自己責任でぜひ。
「とろけるパイカの旨辛丼」の特徴は、複雑に交錯する4種類の辛さが楽しめること。
きざみしょうがやラー油で炒めた、ピリッと辛さのそぼろご飯に…
ハバネロ入りの秘伝のタレに一晩漬け込み、オーブンで香ばしく焼き上げたパイカ(豚バラの軟骨)をトッピング。
さらに、あられやさきイカ、ピーナッツなどを細かく砕いてごま油とコチュジャンで味付けした「自家製ラー油」もたっぷりと。
いくつも重なり合う辛さが、味の奥深さを生み出しています。
ではいただきま〜す。
ど〜んと存在感のあるパイカは、圧力鍋でじっくり煮込むことで、ほちゃほちゃでトロットロの食感に♡
口の中でじゅわ〜っと溢れ出す、自家製タレの旨辛さがたまりません。
脳を刺激するガツンとした辛さに、一気に汗が吹き出してきます。
食べ進めるごとに増す、ヒリヒリ、ジンジンとした感覚がヤミツキに!
またトッピングの竹墨入りポテトサラダには、一時的に辛さをリセットさせる役割が。
しかしこれは、口の中を休憩させることで、何度でも新しい辛さを体験させるための店主の策略。
何度も押し寄せる辛さの波に、最後の一口まで新鮮な気持ちでいただけました。
パイカ(豚バラの軟骨)はとても硬い肉質で、柔らかく調理するために何度も試行錯誤したという後さん。
ところがある日、うっかり煮込みすぎてしまい、その結果とろけるほど柔らかくなる方法を発見したのだそう。
そのときの失敗がなければ、「とろけるパイカの旨辛丼」は存在しなかったかも!?
気づけば夢中で食べ進め、あっという間に完食!
辛さと旨さのバランスが絶妙で唯一無二の美味しさでした♡
ごちそうさまでした。
激辛好きも思わず唸る、竹の家の「とろけるパイカの旨辛丼」。
日本一を獲った美味しさは、まさに別格でした。
ぜひみなさんも挑戦してみて!
竹の家
住所石川県金沢市八日市出町27-2
TEL076-249-5392
営業時間11:00-14:30(土日祝〜14:45)/17:30-21:30
定休日月・木曜
公式Instagram( https://www.instagram.com/takenoyakanazawa/ )
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