【ラーメン おいでやす】別府市にオープン!女性店主が切り盛りする醤油と味噌のラーメン店
日本初のラーメンブームを起こした「淺草 來々軒」が創業したのは明治43年。
それから114年が経った今、全国には1万8000店以上のラーメン店が軒を連ね、多様なラーメンを提供しています。
今回はそんな中から、別府市にオープンしたラーメン店『ラーメン おいでやす』をご紹介します。
場所
『ラーメン おいでやす』が店を構えるのは、観光港大通り近くの別府市石垣東6丁目。
別府駅からは、県道645号を経由し車で8分ほどです。
↓ レストラン リボン / 別府駅方面
↓ 観光港大通り / 国道500号方面
駐車場は店の前に3台。
店から100mほど離れた吉弘駐車場に1台(9番)、石垣第2駐車場に2台(8・9番)用意されています。
ラーメンおいでやすについて
2024年11月5日(火)にオープンした『ラーメン おいでやす』。
店主はご実家のラーメン店で30年以上働いてきたという城戸恭代さん(写真:左)です。
耳馴染みがよく、招かれている気分になる「おいでやす」という店名は、店主・恭代(やすよ)さんの「恭」の字をとって付けられたもの。
看板などをよく見ると、「恭」という字がそっとハンコを押したように描かれていました。
店を出すことになったのは、ご主人や家族の後押しがあったから。
木の温かみ溢れる明るい店内の内装は、恭代さんのご主人や友人の皆さんが手掛けてくれたのだそうです。
「オープンまでとにかく沢山の方が手伝いに来てくださり、多大な協力や嬉しい心遣いをしてくれたんです。」と話す恭代さん。
店頭や入口に所狭しと置かれた花やお酒の量からも、『ラーメン おいでやす』のオープンと恭代さんのラーメンを心待ちにしていた人たちの様子が窺えます。
また、看板などに描かれる特徴的なキャラクターは息子さんの友人がデザインしたもの。
恭代さんたちが着ているTシャツの背中にも、『ラーメン おいでやす』のキャラクターがいました。
息子さんが運営するInstagram(@rahmen_oideyasu)にTシャツの詳しい情報も掲載されていますので、気になる方は是非確認してみてくださいね。
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店内の様子
店内には、カウンターに7席とテーブル席が2卓。
テーブル席には子ども用の椅子も用意されており、小さなお子さんがいる方でも安心して食事を楽しむことができるようになっている他、女性一人でも気軽に入れる雰囲気となっています。
テーブルには胡椒、ラー油、一味唐辛子などが置かれているので、お好みでご使用ください。
メニュー
『ラーメン おいでやす』は、醤油か味噌ベースで8種類のラーメンが用意されています。
店のおすすめは、新鮮な豚肉を使った柔らかいチャーシューを堪能できる「チャーシューメン(800円)」。
その他にも、スープを味噌ベースにした「みそチャーシューメン(800円)」や「キムチラーメン(750円)」などがあります。
ラーメンの価格+350円で、餃子とライス(小)がついた「ラーメンセット」にもできる他、単品で餃子やビールなどを注文することもできます。
イチオシ!スタミナラーメン
私は今回、メニューにあるラーメンの具材が全て乗ったイチオシ!「スタミナラーメン(900円)」をいただいてきました。
届いたラーメンがこちら!
煮卵、チャーシュー、コーン、もやし、ネギ、キムチ、バター、紅生姜と8種類の具材が豪華に盛り付けられています。
※ニンニクと紅生姜は、人に会う用事があったり苦手な場合は申し出てください。
まずは、味噌ベースのスープ。
豚と鶏でとった出汁は、まろやかながらしっかり塩味の効いた濃く奥深い味。
麺はスープがしっかりと絡む細麺で、鼻腔に抜ける香りがたまりません。
そして後味があっさりしているので、次々と夢中で麺を啜ってしまいます。
そして、チャーシューがまた美味しいんです!
味の染み込んだチャーシューは、プリプリとした脂が口の中でとろけ、噛んだ瞬間、豚肉本来の旨みが口の中いっぱいに広がります。
ビールを頼んでいた方を羨ましく眺めてしまうような、お酒にも抜群に合うチャーシューでした。
店主の恭代さんは、「まだまだオープンしたばかりなので、心を込めて一生懸命美味しいラーメンを提供したい。」と言います。
朗らかで優しい店主とスタッフの皆さんが出す美味しくどこか懐かしいラーメンを、是非みなさんも『ラーメン おいでやす』でご賞味あれ!