埼玉西武ライオンズ 滝澤夏央選手が子どもたちに野球指導
上越市出身でプロ野球「埼玉西武ライオンズ」の滝澤夏央選手による野球教室が、6日(土)に母校の関根学園高校で開かれました。
野球教室は滝澤夏央選手の後援会が、小学校6年生を対象に毎年開いています。4回目の今回は上越市や妙高市の少年野球チームに所属する小学6年生12チームの73人が参加しました。
守備練習ではゴロの捕り方について実演しながら説明しました。
滝澤夏央選手
「グローブを下から上に出す意識を持って捕球してほしい」
参加者
「滝澤選手の守備を見て、きれいでびっくりした。ボールをちゃんと見て、最後まで諦めないで捕りに行くように頑張りたい」
「チームの先輩で憧れるし、これからも目指していきたい。滝澤選手に言われたことを意識して、今後プレーしていきたい」
続いて参加者がピッチャーになり、滝澤選手が打席に入って1対1の真剣勝負をしました。
滝澤選手は子どもたちからの質問にも答えました。
参加者
「どうしたら滝澤選手のように守備が上手になりますか?」
滝澤夏央選手
「たくさんノックを受けること。ただノックを受けるだけだと上手にならない。考えながら守備練習することが大切」
滝澤夏央選手
「すごく上手だった。去年に比べて(自分に)聞いてくれたり、上手くなろうとする気持ちが伝わってきた。野球を楽しんでもらい、夢を諦めずにかなえてほしい」
滝澤選手は関根学園高校を卒業後、埼玉西武ライオンズに育成2位指名で入団し、今年はプロ4年目です。今シーズンは1軍でこれまでで最も多い125試合に出場し、打率は2割3分4厘、盗塁は21で過去最高成績でした。守備ではセカンドやショートなど出場し、華麗な守備で貢献しました。また、初めてオールスターゲームの選手に選ばれ、第2戦では3打数1安打1打点と年間を通じて大きな飛躍を遂げました。
滝澤夏央選手
「今年は良いプレーが多かった。でも、技術的にはまだまだ。(目標は)全試合に出場すること。今年の成績を最低ラインとして、毎年キャリアハイを目標にして、良い結果を報告できるように頑張りたい」