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「外は怖いニャー」家を飛び出した室内飼いの猫、飼い主を見て安堵で鳴きやまず(フィンランド)

Techinsight

ひとりぼっちで外の世界を冒険した猫。飼い主との再会に安堵し、鳴き続けていた(『tax fraud TikTok「He is leash trained, never been on an adventure alone so he had a lot to tell us.」』より)

猫の飼育について環境省や各自治体は、事故や寄生虫感染などのリスクがあるため室内飼いを推奨している。フィンランド在住の女性が飼っている猫も普段は室内で飼われているが、ある出来事をきっかけに外の世界をひとりぼっちで冒険することになった。しかし、猫は外で怖い思いをしたようで、女性との再会では安堵で鳴き続けていた。米ニュースメディア『Newsweek』が伝えている。

【写真】「外は怖かった」と女性に訴えているかように鳴き続けた猫

フィンランド在住の女性が先月25日にTikTokへ動画を投稿すると、すぐに注目を集めた。行方不明だった飼い猫を見つけた時の様子を撮影した動画には、室内飼いのオスのメインクーンが飼い主の女性と再会し、必死に鳴く様子が映っていた。

ある日、猫は家を飛び出して逃げてしまい、女性は慌てて捜し回った。猫は時々、ハーネスとリードをつけて女性と一緒に外出していたが、女性は外に慣れていない猫のことをかなり心配していた。幸いにも、猫はあまり遠くに行っておらず、無事に再会できた。

動画には、恐る恐る女性のところに近づく猫が映っている。途中で自分の飼い主だと気づいた猫は、歩調を早めながら女性に近づき、安堵したのか「ニャー! ニャー!」と鳴き続けた。それはまるで「外は怖かった」と女性に訴えているようだった。

動画の最後で、猫は女性に頭を撫でられて安心したような表情を見せており、「室内飼いの猫がうっかりひとりで外に出てしまい、やっと見つけた時の反応がこちら」とコメントが添えられていた。また投稿には、このように綴られていた。

「彼(猫)はリードをつけて外出する訓練を受けていますが、ひとりで外を冒険するのは初めてでした。だからいろいろと話したいことがあったようです。私はパニックになってしまいましたが、幸いにもさほど遠くには行ってなかったので本当に良かったです。」

また、ユーザーからは次のような声が寄せられた。

「この猫はストレスを感じたようね。あなたが愛情深く、ペットをひとりぼっちで外に出してはいけないことを理解している飼い主でよかった。」
「この猫ちゃんったら『幻でも見てるのかニャ? それともやっと飼い主が迎えにきてくれたのか?』って言っているようだわ。」
「この猫は『外は最悪だってわかったニャ! 誰もオヤツをくれないしトイレもなくて便秘になっちゃった』って言っているのよ。」

なお、米ニュースメディア『Newsweek』が女性に「なぜ猫は外を怖いと感じたのか?」と質問すると、彼女は次のように語った。

「外で何か怖いものでも見たのかもしれません。よく分かりませんが。でもこの辺には結構キツネがいるので、もしかしたらキツネを見たのかもしれません。それとも、単にお腹が空いていただけかもしれませんね。」

現在19歳の女性は、12歳からこの猫を飼っているとTikTokで明かした。女性は他に猫と犬を何匹か飼っているが、TikTokのプロフィール写真にはこの猫の写真が使われていて、彼女の一番のお気に入りのようだ。

画像は『tax fraud TikTok「He is leash trained never been on an adventure alone so he had a lot to tell us.」』『tax fraud TikTok「Hercules」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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