FES☆TIVE[歌舞伎町 UP GATE↑↑2025ライブレポート]歌舞伎町のど真ん中で巻き起こした、8人の熱狂とお祭り騒ぎ
@JAMと六本木アイドルフェスティバル、東急歌舞伎町タワーにおけるエンタテインメント施設の企画・運営を行なうTSTエンタテイメントの3者がタッグを組んでお届けする都市型サーキットフェス<歌舞伎町UP GATE↑↑2025>が、5月4日(日)、5日(月・祝)に開催された。
同イベントでは、200組のグループがZepp Shinjuku(TOKYO)、APEXIA、新宿LOFT、新宿MARZ、DHNoAなどの会場で多彩なパフォーマンスを披露し、大きな熱狂を生み出した。
本記事では、その中から4日のKABUKICHO TOWER STAGEに登場したFES☆TIVEのライブレポートをお届けする。
取材&文:竹内伸一
FES☆TIVEは、4月29日(火・祝)に星乃ななみ、小柴あいり、七瀬あいが加入して8人の新体制になったばかりだが、彼女たちらしく「人類!!WeAreOnesess!!」から一気呵成にパフォーマンスをくり広げた。ステージに8人が並ぶだけでも見応えがあったが、めまぐるしくフォーメーションを変えながら小気味よく踊るさまは、迫力満点。もちろん観客も大熱狂で、怒号のようなコールを歌舞伎町のビルにこだまさせていく。大サビで仁科茉彩がダイナミックなダンスを披露すると、その声はさらに大きなものとなった。
“8人体制では初出演です! 20分間楽しんでいきましょう!”と辻こはるが改めて挨拶して「サカサマサマー」へ。8人はさらに躍動感あふれるパフォーマンスをくり広げつつも、ユニゾンパートはしっかりと動きをシンクロさせていく。彼女たちの熱演に呼び寄せられ、観客がどんどんと集まってきて、観覧エリアも大騒ぎに。さらには鳩までもが頭上を飛び回り、なんだかカオスな状況となったが、こんなお祭り騒ぎが生まれるのがFES☆TIVEのライブの真骨頂ともいえる。
ともかく、彼女たちのパフォーマンスはここからさらに加速。アップテンポの「革命的オーバードーズ」を小柴が叫ぶように歌い出し、8人で激しく踊り出すと、観客も激熱なコールを上げる。その声を受けて彼女たちの動きは驚くほど激しくなっていった。さらに落ちサビでは8人でエモーショナルに歌いつなぎ、歌声でも魅了。新体制ながらさすがと唸らされるパフォーマンスだった。
最後はこれまたアッパーな「OIDEMASE-極楽-」。イントロが鳴った瞬間から“うお~!”という怒号が上がり、そのままメンバーの動きに合わせて大移動をくり広げ、一緒にジャンプをくり出す。与田理央那がキュートな歌声を聴かせると大きな歓声が生まれ、落ちサビで仁科、本多しおり、八木ひなたが熱唱を響かせると大絶叫。最後は歌舞伎町を揺らさんばかりに8人も観客も全力で歌い踊って、お祭り騒ぎに終止符を打った。
歌舞伎町タワーに特設された野外ステージは、まさに歌舞伎町のど真ん中といったロケーション。フロアの中央には道路があり、外国人の観光客や街行く人たちが通り抜けていく少々不思議な状況なのだが、FES☆TIVEは得意のお祭り騒ぎで、見知らぬ人も立ち止まらせ、振り返らせるような見応えあるライブをくり広げた。その迫力あるパフォーマンスは新体制になったばかりとは思えないもので、メンバーが変わっても素晴らしいライブを披露し続けている彼女たちの神髄を見たような気がした。
FES☆TIVE<歌舞伎町UP GATE↑↑2025>
2025年5月4日(日)
KABUKICHO TOWER STAGE
人類!!WeAreOneness!!
サカサマサマー
革命的オーバードーズ
OIDEMASE-極楽-
MC