べちゃっとならない「さつまいもの素揚げ」レシピ。カリホク食感に仕上げるコツは?
カリッとほくほく!さつまいもの素揚げのレシピ
調理時間:10分
さつまいもの素揚げレシピをご紹介します。さつまいもを黄金色に揚げるコツは、油の温度と揚げ時間です。さつまいもは高温より低い温度で揚げることで甘みが増します。
160度でじっくり3〜4分揚げてから最後に高温でカリッと香ばしく仕上げましょう。さつまいもは水にさらすのがおすすめです。さつまいものでんぷんが落ち、焦げずにカリッと仕上がりますよ。
材料(2人分)
さつまいも:1本(200g)
作り方
さつまいもを切って水にさらす
さつまいもはよく洗って両端を切り、半分にカットします。
さつまいもの切り口を下にしておき、1cm幅にカットします。
縦に1cm幅に切り、スティック状にカットします。
水に5分ほどさらし、アク抜きをします。
さつまいもを引き上げ、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。
油で揚げる
フライパンに、底から1.5〜2cmほどサラダ油入れて中弱火にかけ、160度まで温めます。菜箸を油に入れたとき、細かい泡が静かに上がってくる状態が160度です。
揚げ油に1を入れます。3分ほどじっくり揚げます。
最後強めの中火にして高温で色付くまで1〜2分揚げます。途中全体を菜箸で動かして、満遍なく色付くようにします。
油を切る
香ばしく色付いたらすぐに油から引きあげます。
キッチンペーパーをしいた揚げ物バットにあげて、油を切ります。
作ってわかったさつまいもの素揚げの失敗例と対策
失敗例1:中まで火が通らない
さつまいもを最初から高温で揚げると、まわりが先に焦げて中まで火が通らないおそれがあります。はじめは低い温度で3〜4分じっくり揚げて中まで火を通し、最後に高温で外をカリッと仕上げましょう。
失敗例2:焦げてしまう・ベチャベチャになる
油の温度が高すぎるとさつまいもは焦げやすいです。また古い油を使ったり油の量が少なすぎたりする場合も、焦げやすくなるので注意しましょう。低い温度でじっくり揚げて火を通してから高温でカリッと揚げるようにするのがおすすめです。
またさつまいものでんぷんが残っている場合も焦げやすくなります。アク抜きをきちんとおこなってみてくださいね。べちゃべちゃになる原因は、温度が低すぎること。さつまいもの素揚げをカラッと仕上げるためには、最後高温で仕上げるのがポイントです。
失敗例3:揚げたさつまいもが硬い
揚げたさつまいもが硬くなる原因は、揚げ時間が長すぎるためです。油で揚げると、油から取り出した後も余熱で加熱されるので、焼き色が付いたらすぐに取り出し油を切るようにしましょう。
カリホクッ!さつまいもの素揚げはおやつにもおつまみにもなる
さつまいもの素揚げの成功のコツは、油の温度。高温で一気に揚げると中はまだ火が通ってなかったり甘みが控えめだったりするので、160度ほどでじっくり揚げるのがおすすめです。
さつまいもの素揚げは、塩をつけるだけでカリカリホクホクでおやつにぴったり。七味マヨネーズを添えたり砂糖と塩をまぶしたりしてもおいしいですよ。ぜひ挑戦してみてください。
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ライター:稲吉永恵(野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ)