予定日+8日。トータル3日かけて3850gのビッグベビーを出産【たまひよ 出産体験談】
こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、みーさんの出産体験談をお届けします。
出産記録【41週1日/誘発2日目経膣分娩】
予定日+8日、満月パワーを借りて23日に出産しました!3200〜3400gと言われていた赤ちゃんは3850gのビッグベビーで、スタッフ皆さんに経膣分娩できたことをお褒めいただいたほど、大変でした。以下記録です。
※私の気持ち面も入った日記のようなものなので長い&参考になるようなものではないかもしれません
⚫︎入院1日目5.21
10:00
病院に到着。誘発分娩についての説明を受ける
※面会禁止中の総合病院のため、夫とはここでお別れ。一気に不安に。
部屋は選べないシステムだったけど、個室で窓がでかい。窓から夫の帰りを見送る
13:00〜
「バルーンやろう」と言われ、内診後に挿入(主治医の先生ではなかなか入らず激痛→先生交代で痛みなく挿入完了)40cc入れる。この時点で「子宮口2.5cm、柔らかい」と言われ喜ぶ。
以降NSTで張りをみつつ様子見。10分弱の前駆陣痛ぽいのがある。夕方に一旦終了NSTは終え、一晩バルーンを抜かずに過ごすことに(「途中でぬけたらOK」と言われていた)
20:00〜
自室でNST。赤ちゃん元気と確認。10分弱の間隔で痛みが来る。「この間隔だと多分陣痛来てるので、痛みが強くなったらすぐナースコールで呼んで」と言われる。陣痛室にうつったら、夫を待合に呼べるかもしれないので、テンション上がる。
以降、5〜10分間隔の前駆?陣痛があったけど2:00には寝れてしまい、痛みも1時間に3回、目が覚める程度に。途中助産師さんと相談して、夜中は陣痛室にうつらず、体力温存コースに決定
⚫︎5.22
6:00
自室でNST。80まで数値あがる、定期的に張るも感覚はまばら
10:00〜
陣痛室へ移動し、促進剤の点滴スタート、昨日入れたバルーンは結局出てこず、この日も入れっぱなし。(3cmひらいたら出てくるはずなのに全然でてこないので気持ち焦る。)
点滴中は家族の付き添いが必要ということで、夫が同階のロビーにて待機開始
※陣痛室は基本入室NGだけど、午前午後15分ずつは夫と面会できると昨日説明を受けていたので期待。
11:30
15分ずつの面会はいつからか聞くと、この日の担当助産師さんに、「面会はできない」と言われる(新人さんぽかった)。昨日聞いてた話と違う&横のベッドの人は旦那さんが入ってるのが聞こえており、動揺。必死にお願いし、何とか入室許可をもらう
→夫の顔を見た瞬間涙がぼろぼろでる。昨日から助産師さんによって言うことが変わること(他にもいくつかあった)、陣痛の進みが悪い感じと心細さで不安だったらしい。夫から笑い飛ばされ励まされ、気を取り戻す
16:00
この日点滴を7回増量し、痛みも増したものの、内診の結果子宮口3cm。「今日の出産は無理そうですね」と言われる。バルーンもぬくことに。朝、「今日が予定日です」と言われていたこともありショックを受ける。夫と午後の面会タイムでもちなおす。
夜はバルーンをぬいたからか、前駆陣痛も遠のく
⚫︎5/23
9:30
内診したところ、「子宮口2〜3cm」と言われる。バルーン挿入が下手すぎる担当医のフォローにきていた先生が「子宮口2cm」と言っており、前日よりとじてることにショックをうける。バルーン40cc挿入
10:00
促進剤点滴開始
11:30
便意かと思ってトイレに→バルーンが出る。子宮口4cmに。ここから急に痛みが増す
12:00〜
携帯を見る余裕がなくなる。痛みの間隔が狭くなって何してても痛い。基本胡座姿勢→更にお産を進めるために四つん這いになったり。途中から夫が陣痛室に入れ、付き添ってくれるように。
痛みでトイレに行けなくなり、カテーテルで尿をぬく。
※途中何か説明を受けて点滴が増えたけど、痛すぎて何の点滴か覚えてない
17:00
子宮口5センチくらいといわれこの痛みでまだ5cm、、?と絶望
「夜間に入る前に、念のため帝王切開の説明をさせて欲しい」と言われる。加えてレントゲン撮影。
※私は痛みで全く聞けず、夫にフル任せ
このあと破水。
出血が多く産褥ショーツに履き替え。夜勤の助産師さんに交代後、子宮頸管が柔らかいから、分娩室行く前にいきみ始めてみようと言われ、普通のいきみのがし+最後にいきむを繰り返す。
→いきみ逃しの予習しかしておらず、いきみ方がわからなくなる。助産師さんに誘導してもらって何となく理解、痛みで軽いパニック状態だったものの、酸素吸うのだけはしっかりと、やめないように頑張る
19:00
子宮口8.9cmくらいになり、分娩室へ移動。
なかなか進まなかった中ようやくここまできたんだ、という気持ちと、赤ちゃんも頑張ってる!共同作業やから!という気持ちでなんとか痛みに耐えながら台にあがる。
本格的にいきみ出すも、痛みの波一回につき2回しかいきめない且つ2回目は弱々しいいきみになってしまい、なかなか下がらない。
プロっぽい先生が登場し、「一回体勢を横に戻していきみ逃ししましょう、いきんでもいいので」と提案してくれる→これがクソ痛く、いきみ逃し後自然といきむ、その時の激痛がすごかった。この間念のため、と吸引の準備がすすむ
元の分娩姿勢にもどる。本当に産めるのか不安になりつつ、血圧も上がってきていて、これ以上時間かかるともたない気がして気合いを入れなおす。
いきみ誘導の上手い助産師さんと、チーフっぽい助産師さんの声かけに励まされつつ、「本当に痛い時まで深呼吸して、その後いきんでみて」というプロ先生の言う通りにいきむのを繰り返す→ドゥルンって頭でたと思ったら、あとはすんなりでてくる。
長い間いきんでたからか、頭が長くなってたのが見えた。助産師さんが泣かせにいく→無事泣き声聞こえる。
その後しばらく放心状態に。酸素マスクをつけられ、会隠切った&裂けたところを縫われたり、胎盤出したりなど(これがまたクソ痛い&長かった。麻酔を何本もうたれる。プロ先生に主治医が指導されている声が聞こえる)
プロ先生に「赤ちゃんまさかの3850gでした、なかなか降りてこないはずです。吸引もせず下から産めたの本当にすごいです、よくがんばりましたね」と言われ、自分のいきみ方が下手で赤ちゃんを苦しませてしまったかもという気持ちが晴れてやっと笑顔になれる。
分娩室でずっとうちわであおぐ+水分補給手伝ってくれていた夫とそのまま分娩台で2時間過ごす。後陣痛が声出るくらい痛い。
赤ちゃんを脇にかかえさせてもらう。おっぱいを吸わせる→感激で涙が出る。
血圧は徐々に下がるも吐き気あり。出血多量で歩けずストレッチャーで病室へ。夫は帰宅
以上、長くなりましたがこんな感じの出産でした。
総合病院での出産だったのと、トータル3日かけているので、いろんなスタッフさんが携わってくださいました。中には新人さんや微妙な先生もおり、きついタイミングもありましたが、絶対にベテランの先生や助産師さんもいるので、なんとかなるなと思いました!今はとにかく、携わってくださった皆さんに感謝しています。
最後は気合と根性、やればできる精神でのぞみましたが、合間合間でこころが折れそうになった時、夫の存在と、「出産は赤ちゃんとの初めての共同作業である」ということを思い出すことで乗り切ることができました。私の場合、メンタル面は本当に大事でした。
これから出産になる方、頑張ってください!
いかがでしたか? たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」では、もっとたくさんの「出産レポート」を読むことができます!
●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2024年5月の情報で、現在と異なる場合があります。