前西武ジェフリー・ヤンがロッキーズとマイナー契約 「重力を無視するパフォーマンス」MLB公式サイトも熱視線
日本とドミニカを経て夢の舞台へ再挑戦
コロラド・ロッキーズは16日(日本時間17日)、今季まで西武でプレーしていたジェフリー・ヤンとマイナー契約を結んだ。
ヤンはドミニカ共和国出身の28歳左腕。今季は西武でプレーをし、37試合の登板で0勝0敗2ホールド、防御率5.58という成績だった。現地記者によると、このオフは母国のウインターリーグで22試合に登板、防御率1.45というアピールを見せていたという。
2021年にマーリンズと契約を結んでMLBを目指すも昇格は叶わず、日本でのプレーを経てドミニカに戻り、そこから再び最高峰の舞台への挑戦権を掴んだ。
ヤンといえば、三振を奪った際にマウンドで飛び跳ねるパフォーマンスが日本でも注目を浴びた。今回のマイナー契約の一報を受け、MLB公式X(旧Twitter)もヤンの“パフォーマンス集”動画を添えながら「彼がこのニュースにどれほど興奮しているかは想像に難くない」と投稿。これが反響を呼んでいる。
MLB公式サイトでも「この投手の三振パフォーマンスは重力を無視する」という見出しで記事が掲載され、かつて同じドミニカ共和国出身の左腕で奪三振時やピンチを切り抜けた時の派手なパフォーマンスが注目を浴びたカルロス・ペレスに姿を重ねながら、これまでの経歴が紹介された。
メジャーのマウンドで文字通り“躍動”する姿が見られるのか、ヤンの新たな挑戦に注目だ。
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記事:SPAIA編集部