相生市にある天空のパワースポット 天ヶ台山「水戸大神」の神聖力で浄化される 相生市
兵庫県相生市の天下台山(てんがだいさん)の中腹に鎮座する「水戸大神(みとおおかみ)」。神が根付く聖地、“天空のパワースポット”と呼ばれる神秘的な神社へ行ってみました。
天下台山は四神(玄武・青龍・白虎・朱雀)相応の地形とされ、気が集まる「龍穴」があると伝えられています。水戸大神本宮はその龍穴の上に建てられている、まさに「気力を充実させる場」。
そんな神聖な場所ですが、山登りをせずとも車で立ち寄ることができます。県道32号線を走り「相生市那波野」交差点付近で南へ折れて車を走らせると目立つ登りが見えてきます。
車は道路脇にある駐車場に停めてもいいのですが、
数メートル先の坂の上にも駐車場があります。
こちらは案内板もあり、アスファルトも整備されていて駐車しやすいのでこちらがおすすめ。
天下台山は標高321mの霊峰で、修験道の聖地として古くから信仰を集めてきた山です。麓の登山口から水戸大神本宮までを登山すると徒歩約30ほどかかるようですが、普段山を登らない方でも車ですぐにたどり着けるのはありがたいですね。
鳥居をくぐって整備された道をくだっていくと「荒神瀧不動明王」、滝の水音と岩の気配に包まれた修験道の聖地にたどり着きます。
水の音と共に見えてくるのは天下台山を流れる清流がつくる滝水は「龍穴」から湧き出るといわれ、滝自体がパワースポット。
この龍穴は来龍の生気を水によって留め、山からの生気と水が出会い「陰陽」がそろうことで強力な霊力が発動されるといわれているそうです。
この場所にはたくさんの手を合わせたくなる場所、そして自然と瞑想したくなる箇所が多々あります。観音様は、慈悲と癒しの象徴として、滝の音や岩の冷気とともに心を整える存在として祀られています。
滝のそばには、不動明王像を中心とした石仏群が祀られていて、護摩供養の場としても使われているほか、岩場に直接彫られたような石像もあり、修験道の痕跡と祈りの力を感じさせます。
駐車場から水戸大神までの所要時間は2、3分ほど。往来の山道も舗装されていて歩きやすく、登山をしないのであればサンダルでもいけるほど。
ちなみに道路脇の駐車場からいくとこんな感じの山道を下ります。左に曲がるとこちらも鳥居が見えてきますよ。
毎月28日には護摩供養が行われ、地元の方々の信仰が今も息づいている場所、不可思議な磁場のパワーを感じに霊験あらたかな神域を訪れて、心静かに自分と向き合う時間を過ごしてみるのもよさそうです。
場所
水戸大神本宮
(相生市相生)