静岡県2か所目 静岡市で初の導入 子連れにうれしいベビーカーのレンタルサービス
■エスパルスドリームプラザで7月1日からサービス開始
ジェイアール東日本企画はベビーカーのレンタルサービス「ベビカル」を7月1日から、静岡市のエスパルスドリームプラザで開始する。東海エリアでは熱海駅に次いで2か所目で、レジャー施設では初めてとなる。ベビカルは持ち出し場所に制限がなく、事前予約ができることが特徴で、拠点が全国に広がっている。
ベビカルは「もっと気軽に子どもと外出できる社会を！」をコンセプトに、外出先でもベビーカーをレンタルできるサービス。ベビーカーの利用者は専用サイトから会員登録し、日時や場所を選択して事前予約する。
予約が完了したら、利用を希望する場所で係員に予約コードを提示し、ベビーカーを受け取る。予約終了時間までに借りた場所に返却すれば、公園やショッピングセンター、さらに電車やバスに乗って遠出することもできる。最大7日間まで利用可能なため、旅行や帰省でレンタルする人もいる。
■東海エリアは熱海駅に次いで2か所目 最初の1時間は250円
現在、全国212か所でサービスが展開されている。東海エリアでは熱海駅に初めて導入された。7月1日からは静岡市のレジャー施設「エスパルスドリームプラザ」でサービスが始まる。
貸出場所はエスパルスドリームプラザ本館1階インフォメーションで、時間は午前10時から午後10時までとなっている。利用料金は最初の1時間が250円（税込み）、以降は30分ごとに100円が加算される。
エスパルスドリームプラザはグルメやショッピング、映画などが楽しめるレジャー施設。人気アニメの世界を再現した「ちびまる子ちゃんランド」が入っていることでも知られている。
2021年には、施設内に空と海をイメージした遊園地「清水マリーナサーカス」がオープンした。メリーゴーランドや大観覧車といったアトラクションや、コイン式遊具も多数そろっている。入場料は無料。天気に恵まれれば富士山を一望できる。
ベビーカーは子どもが寝た時や歩きたがらない時は重宝する。一方、公共交通機関で移動する際など、邪魔になるケースがある。外出先で必要な時だけベビーカーを利用できるサービスは、小さな子どもと一緒に出掛ける際の選択肢となる。
（SHIZUOKA Life編集部）