【人口減や大手との競合などにより低迷】食品スーパー経営などの株式会社長岡屋(新潟県新発田市)が破産開始決定
東京商工リサーチ新潟支店によると、食品スーパー経営などの株式会社長岡屋(新潟県新発田市月岡温泉、登記上:新発田市月岡、設立1979年5月1日、資本金2,000万円、中嶋利美社長)は1月17日、新潟地裁新発田支部より破産開始決定を受けた。なお、負債総額は現在調査中。
長岡屋は、1979年5月に設立された事業体で、食品スーパーの経営を主体に不動産賃貸なども手掛け、主力となる食品スーパーは、越後の銘酒、地元の地酒のほか、弁当や惣菜なども取り扱い、1990年代頃は2億円近い売上高を計上していた模様。
しかし、人口の減少や大手との競合、通信販売の普及などで売上高は減少傾向を強いられ、2023年4月期の売上高は2,000万円弱に落ち込み、採算的にも恵まれない状況にあったとみられ、今回の事態に至った。