桜台小で介護の授業 車いすの苦労など体験
桜台小学校(井上春彦校長)で2月7日、同校のPTA会長で、SOMPOケア伊勢原に勤務する青木孝幸さん(42)による介護の授業が行われた。
授業を受けたのは同校3年2組の児童。これは介護サービスを運営するSOMPOケア株式会社が昨年12月、同社が製作に協力した介護を漫画で解説した本「大研究!笑顔をつなぐ!介護の仕事」を全国の小学校と図書館に寄贈したことを受け、総合的な学習の時間を使って行われたもの。
授業では、介護は、普段の生活に不自由さを感じている人を周りが手助けし、自分らしい生活を送るための手助けをすることであると解説。実際に車いすに乗り、操作も体験した。児童からは「車いすの操作は思ったよりも簡単だったが、ずっと車いすの生活が続くのは大変だと思う」などと感想を語った。
青木さんからは「お年寄りや障害がある人も一生懸命自分らしく生きようとしている。かわいそうと思うのではなく、その人らしく生きられるようにお手伝いしてほしい。皆が会いに来てくれるとうれしいと思う」などと語りかけていた。