来週(3月17日~)日本のテレビで観られる「春一番のようなぽかぽかラブコメ」韓ドラ5選
韓国ドラマの人気ジャンルの1つといえばラブコメ。
観る者にトキメキをプレゼントしてくれるのはもちろんだが、主演の男女の微笑ましいやり取りや、ついクスっとしてしまう一幕、互いを思いやる姿、相手に向ける優しさなど、観ているだけで温かな気持ちにさせられたことはないだろうか。
現実ではありえない展開が含まれることが多く、ある種ファンタジーのような要素を持っており、家事や育児、仕事、勉強などにより、疲れてささくれだった心をそっと包んでくれるような側面も。また、ラブコメ王道の順調な恋愛模様に、まるで自分のことであるかのように心を弾ませた経験がある人もいるのでは?
例えるなら、春の訪れを告げる春一番。暖かだが非常に強い風で観る者を物語の世界へといざない、ほっこりさせながらも、とびきりの恋の予感を匂わせるストーリーでワクワクまで届けてくれる。
そこで本記事では、徐々に暖かくなり始めた今の季節に観たくなる、春一番のようなぽかぽかするラブコメをご紹介。来週、日本のテレビで観られるものを5つピックアップした。
(図)Danmee 日本の韓国ドラマファンが厳選!爽やか韓流代表 パク・ボゴム出演ドラマトップ3
ブランディングイン聖水洞 (U+モバイルtv/2024)
『ブランディングイン聖水洞』は、イケメンインターンと、彼が嫌な上司だと思っていた冷徹な最年少女性チーム長のオフィスラブコメ。相反する性格の2人だが、キスしたことによって魂が入れ替わり、一つ屋根の下で暮らすことになる。
それまでは相手の嫌な部分ばかりが見えていたものの、アクシデントによって互いの立場を理解するきっかけを得た両者。徐々に尊敬や思いやり、共感を得るようになって愛情が芽生えていく様にほっこりするだろう。
●キャスト:キム・ジウン、ロモン、ヤン・ヘジ、キム・ホヨン、チョン・イラン 他
●日本放送情報:衛星劇場/2025年3月21日(金)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
深夜2時のシンデレラ (coupang play/2024)
『深夜2時のシンデレラ』は、別れを決意したヒロインと、そんな彼女に一途な愛を注ぐ財閥御曹司の再び始まる恋を描いた年の差ラブコメディー。別れるために、なんとか嫌われようと試行錯誤するのだが、逆に彼の猛アタックが始まる。
母親に交際を反対され手切れ金を渡されるという、韓ドラ王道のドロドロ要素を含んでいるものの、内容はライトな仕上がりとなっており、かわいく時に頼りがいのある年下男性との恋にほのぼのすること間違いなし。
●キャスト:シン・ヒョンビン、ムン・サンミン、ユン・バク、パク・ソジン、キム・テジョン 他
●日本放送情報:KNTV/2025年3月17日(月)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
ユ・ビョルナ!ムンシェフ~恋のレシピ~ (チャンネルA/2020)
『ユ・ビョルナ!ムンシェフ~恋のレシピ~』は、ツンデレシェフと記憶喪失のデザイナーが一緒に暮らすことになって繰り広げられる物語。素朴な村を舞台にしており、主演の2人はもちろん、村人との日常ややり取りなど、ハートウォーミングな世界観が広がっている。
特に、のどかな風景のなかで、ヒロインが徐々に心の傷を癒していく様や、ゆっくりと着実に愛を育みながら関係性を深めていく男女の姿が印象的。ホームドラマを観たかのような温かさをプレゼントしてくれる作品だ。
●キャスト:エリック、コ・ウォニ、コ・ドヨン、チェ・グァンジェ、チョン・ギュス 他
●日本放送情報:アジアドラマチックTV/2025年3月18日(火) (追っかけ放送)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
もう一度ハッピーエンディング (MBC/2016)
『もう一度ハッピーエンディング』は、元アイドルでバツイチのアラサーヒロインと、彼女と小学校の時の同級生で、小学生の息子を持つシングルパパが再会してはじまる物語。結婚・再婚・離婚の話を盛り込んだ大人のラブストーリーに仕上がっている。
ラブコメによくあるキラキラとした雰囲気ではなく、時に失敗もする妙にリアルなキャラクター設定が共感を呼ぶ作品。酸いも甘いも嚙み分けた30代の恋愛が面白い1作だ。
●キャスト:チャン・ナラ、チョン・ギョンホ、クォン・ユル、ユ・インナ、ユ・ダイン 他
●日本放送情報:アジアドラマチックTV/2025年3月19日(水)(レギュラー放送)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
どたばたファミリー (KBS/2023)
『どたばたファミリー』は、30年前に離婚した夫婦が、子どもたちの結婚をきっかけに親戚同士になって、真の絆を深めていく物語。ラブコメとホームドラマの両方を楽しむことのできるストーリーになっている。
タイトルどおり、次から次へと問題が生じ慌ただしいが、摩擦のあった元夫婦の関係性が解消されるのは、なんともほっこりした気持ちに。また、ヒロインの恋の行方も目が離せない展開となっており、全131話で長めの作品だが、最後まで完走した人も多い。
●キャスト:ナム・サンジ、イ・ドギョム、カン・ダビン、イ・ヒョナ、キム・ソンギョン 他
●日本放送情報:フジテレビTWO/2025年3月22日(土)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
(ライター/西谷瀬里)