マーベル新ドラマ「ワンダーマン」新映像が公開 ─ 俳優描くハリウッド風刺作、超パワーが明らかに
マーベル・テレビジョンの新実写ドラマシリーズとして2025年12月に登場予定の「ワンダーマン」よりシズルリールが公開された。ディズニープラス公開の告知映像内にて、「エイリアン:アース」や「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」新シーズンとともに登場している。
主人公のワンダーマンことサイモン・ウィリアムズは、1964年に刊行された『Avengers #9』にて初登場したヒーロー。大富豪の息子として生まれるも亡き父の会社を経営難に陥らせたあげく、兄エリックにそそのかされて会社の金を横領して逮捕されてしまう。そこにバロン・ジモが現れ、イオンエネルギーを注入され、超人的な身体能力や飛行能力を手に入れた。当初はヴィランとして登場したが、のちにヒーローとしてにも正式参加。チームの中でも古参のヒーローだ。
“ハリウッドを風刺する”内容になるとされる異色作で、主人公ワンダーマン(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)は俳優として描かれる。(2013)『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のトレヴァー・スラッタリー(ベン・キングズレー)も再登場。
映像は短いが、ワンダーマンが超パワーでテーブルを粉砕する様子や、その絶叫とともに建物を破壊する映像が収められている。「この役を演じるために生まれてきたんだ」と語る彼に対し、トレヴァー・スラッタリーは「今からでも遅くない、やめておけ」と諭している。本作のストーリーについては、まだわからないことが多い。
1話20分〜40分と比較的ライトなシリーズ。プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムは「マーベルとして非常に新しいテイスト。正直に言って大好きな作品ですし、誰も見たことのないベスト・シリーズだと思います。みなさんの反応がとても楽しみです」と。
「ワンダーマン(原題)」は、2025年12月にディズニープラスにて配信予定。