【愛】パンチョの期間限定メニュー『痺辛スパイシー! 麻婆カレースパ』を真面目にレビューする
梅雨入りしたかと思いきや、なぜか太陽さまが本気を出しておられる日本列島。太陽さま、ちょっと、ちょっと出番が早いです。というか、梅雨ももっと本気を出さんかい! お前が頑張るのはこの時期だけだろうが!!
それはさておき、夏本番に先駆けて我らが「スパゲッティーのパンチョ」から今年もカレー系の期間限定メニューが登場した。その名も『痺辛スパイシー! 麻婆カレースパ(小1190円 / 大1390円)』なのだが、ちょっと今回は厳しめにジャッジさせていただきたい。
・勢力拡大中
気付けば東京のみならず、名古屋・大阪・福岡等、40店舗近くを展開するようになったパンチョ。その昔、御徒町店で初めてパンチョを食べたその日から、俺はパンチョの可能性を信じていました。
というのも、とにかくパンチョのナポリタンには強烈な中毒性があるから。そもそもナポリタンはパンチが強めの料理だが、パンチョのそれは「極限までパンチ力を高めたナポリタン」と言っていいだろう。
・シビ辛
さて、華麗に前振りが終わったところで期間限定メニューの『痺辛スパイシー! 麻婆カレースパ』について。2025年7月末までの販売予定で、商品名からお察しお通り、同商品は花椒を効かせた麻婆が特徴的な「シビ辛」な一杯だという。
発表によれば「カレーのスパイシーな辛さの奥に麻婆の痺辛(シビカラ)さが潜む刺激的なハイブリッドソース」とのこと。いずれにせよ、かなり刺激的な味わいが期待できそうな商品だ。
・ウマいのはウマい
で、実際に『痺辛スパイシー! 麻婆カレースパ』を食べてみたところ、味としては余裕でウマい。思ったほどカレーの成分を感じなかったことはあるにせよ、ウマい・ウマくないで言ったら「ウマい」と断言できる。
特に揚げなすと揚げ豚の具は存在感があり、パクチーもそれなりに主張が強い。アクセント要員の福神漬けも、いい仕事をしているのではないだろうか?
一方で期待していたほど刺激的でなかったことも事実で、特に「シビ」に関しては「?」といった感じ。そこはかとなく山椒の気配は感じるが「痺辛スパイシー!」と謳っている割に存在感は薄かった。
数年前まではそれなりに珍しかった「花椒」だが、今では慣れてしまっている人も少なからずいらっしゃるハズ。普段から麻辣刀削麺を食べまくっている私的には「入っていないに等しいレベル」と言わざるを得ない。
・何を求めて注文するのか?
そして何より「致命的じゃないか?」と感じたのは、ナポリタンの方が遥かにインパクトが強かったこと。ナポリタンと比較すると麻婆カレースパは「優しい味付け」という印象である。
刺激が全てではないが、刺激をウリにするメニューなら、やはりちゃんと刺激的であって欲しい。全体的には「ウマい」と感じたものの、そのあたりが気になった次第だ。
とまあ、やや辛口になってしまったが、それもこれもパンチョを愛しているからこそ! というか、マジで週1で食べてるから!!
参考リンク:スパゲッティーのパンチョ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.