養老川河口の前打ち(落とし込み)釣りでクロダイ連発!【千葉】濁りが効いてツ抜け達成
千葉県市原市を流れる養老川で、クロダイの前打ち釣りを楽しんだ。前日の雨で濁りが入り、好条件を期待しての釣行。序盤こそ反応は薄かったものの、徐々にアタリが出始め、テンポよくクロダイをキャッチ。際に潜む魚の気配を探りながら、最終的にはツ抜けの好釣果に恵まれた。
クロダイ狙いの前打ち釣り
このところアタリが多い千葉県市原市を流れる養老川へ、クロダイの前打ち釣りに出かけた。前日は大雨だったので、濁りが入ってさらに状況が好転しているのではないかと考えての釣行。ポイントに着くと、ルアーマンが多い。川を見るとやはり濁りが強い。竿を伸ばし、仕掛けをセットして釣り開始。
ていねいに少しずつ進んでいく。「すぐにアタるだろう」との予想に反し、アタリは皆無。不安な思いを抑え、ゆっくり探っていく。
しばらくして、着底する前にラインが引かれる。アワせたが空振りで、エサのカニはなくなっていた。魚がいることがわかり、集中力が上がる。
クロダイをキャッチ
さらに少し進んで2度目のアタリ。小さかったがアワセが決まって竿が弧を描いた。小気味いい引きで右へ左へと走り回る。引きを楽しんでタモに誘導、無事に本命を取り込んだ。オデコを回避できてひと安心。
魚は撮影後にリリース。ハリの結びをチェックしてカニを装餌。結び目がハリの外側に回っていると、ハリ外れになることが多い。魚が水面で首を振ると結びが動いてしまうようだ。
クロダイ連続ヒット
再開すると、少しして再びアタリ。これも無事ゲットする。アタリは続いて4尾、5尾と釣果が増えていく。
エサを付けるとき仕掛けを見ると、ガン玉がクロダイに噛まれてボロボロになっていた。外れそうだったので交換。その後もアタリは続いていく。この日はバラシが少なく、枚数を増やせた。
岸から近い場所で出ることが多く、魚が際についているようだ。仕掛けが着底すると、モタれるような違和感が出る。聞きアワせて重さを感じ、竿を立てると乗ってくることが多かった。
クロダイ釣りツ抜け達成
もう少しで養老大橋の一つ上流の橋に迫ってきた。この辺でも追釣して橋を越して上流へ進む。しかし、この先ではアタリを得られず、再度下流に折り返す。アタリは急に減ってきて、アワせ損なったり、ハリが外れたりと、ミスが出て数が伸びなくなった。
ここで、スマホの画像を確認すると10枚残っていた。ツ抜けを達成したので、急に満足感で集中できなくなる。時計を見ると16時近い。途中まで戻ったところで竿を納めた。
<週刊つりニュース関東版APC・大熊規男/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年6月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。