「食費の少ない人」がスーパーで“あえて見ない場所”とは【5人家族・月の食費2万円台の達人に学ぶ】
食費を予算内におさえるには、「余計なものを買わないこと」が大前提。不必要な買い物が増えれば、当然予算オーバーは避けられません。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりしているわたしが、「スーパーで見ない場所」をご紹介します。
レジ横のお菓子
スーパーにはたくさんの誘惑がありますが、特に注意したいのが「レジ横」。
新商品から人気のお菓子が、手にとりやすいところにずらりと並んでいるんですよね。しかも、会計のときには必ず目にする場所なので、避けては通れません。まさに、節約主婦泣かせのデッドゾーンです。
でも、この誘いにのってしまうと食費は守れません。会計時にレジ横を無視して、意識的に見ないようにしています。
ポイントアップのPOP
スーパーの商品POPを見ると、「購入でボーナスポイントプレゼント」と書いてあることが結構あります。
これって一見お得なようですが、買う予定がないものならムダな買い物と同じです。ポイントにおどらせていては、本末転倒。
こういったお得な誘いにはのらず、必要なものだけをカゴに入れることを徹底すると出費は増えません。
割引品や特売も同じ。目先のお得感にだまされず、「買わなくていいものはカゴに入れない」ルールを守るようにしています。
ベーカリーコーナーのパン
スーパーの中にあるパン屋さんは、いつもいい香りがします。しかも値段がお手頃! 「1個ぐらい……」とつい手がのびてしまいますが、ここは我慢どころです。
ベーカリーコーナーのパンは絶対に1個じゃすまないので、「買わない」と心を鬼にします。
多くのスーパーはベーカリーコーナーが入口から遠い場所にあるので、最後に立ち寄るのを防ぐために“あえて”スーパーを逆まわり! カゴを持ったらベーカリーコーナーを颯爽と通り過ぎて、目に入らないようにしています。
買い出しは短時間で終わらせるのもひとつ
誘惑だらけのスーパーでは、滞在時間を短くするのも大事です。
あらかじめ買うものを決めて、用事のない売り場は見ない! レジ横やベーカリーコーナーはスルーして、ムダ買いにつながりそうなお得情報も無視します。
これを意識すると、買い物は15分あれば完了。余計なものを買うことはありません。
食費の防衛につながる行動で、予算オーバーを防ぎましょう。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。
三木ちな/クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニアの節約ママライター