新橋地域ケアプラザ 企画体験で地域を活性化 学生らが主体で活動
新橋地域ケアプラザ(新橋町33の1)で現在、学生らが11月2日開催予定のイベント「ハロハロハロウィン」に向けて準備を進めている。
イベント自体の主催は同施設だが、具体的な実施内容を企画しているのは学生・主婦らのボランティア。これは施設初の試みという。
同施設の森田裕之さんによると、近年地域活動の担い手が高齢化しているといい、「この機会に若者が地域のイベントを企画できるようになれば」と思いを明かす。
班に分かれ活動
企画のなかには、子どもたちが楽しめるゲームコーナーや工作ワークショップなどのほか、マッサージで疲れを癒すリラックスルームも。これは「親子で楽しむ」というイベントのコンセプトに沿ったものだという。
22日にはその企画のひとつである「巨大スライムづくり」を行う班のメンバー3人がスライムの試作に挑戦。発案者の弥生台在住の野村樹さん(高3)は「家ではなかなかできないことを子どもたちに体験してほしくて」と話す。
班のメンバーは全員、同施設が行う高齢者向けのスマホ教室のボランティアをしており、その縁で今回の活動に参加。「新しいことにチャレンジしたかった。これからは企画という形でも地域に貢献したい」と野村さん。
今回の試みについて森田さんは「若い人たちが興味をもって参加してくれて嬉しかった。今後も地域活動に関わるきっかけになれば」と話した。
イベントは11月2日(土)に同施設で開催。参加費無料。午前10時から午後3時まで。問合せは同施設【電話】045・813・3877へ。