ヨーグルトをなめらかに凍らせるには?シャリシャリを防ぐ3つの方法を試してみた
ヨーグルトを凍らせるとシャリシャリに…。なめらかにする方法は?
お店で食べるフローズンヨーグルトは、なめらかな口溶けでおいしいですよね。しかし、家で作ると「シャリシャリ、ガリガリになって想像した仕上がりと違った……」なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ヨーグルトをなめらかに凍らせる方法を検証レポ。SNSの口コミで話題だった3つの方法を試してみました!
1. ヨーグルトを振ってから凍らせる
最初に紹介するのは、「振るだけ」でフローズンヨーグルトがなめらかになるというライフハック。たったこれだけでなめらかになるなら試さない訳にはいきませんよね♪ せっかくなので「振る」「振らない」2種類の方法で凍らせて、どのくらい変化があるのかも検証してみましょう。
作り方はヨーグルトをただ振るだけ!全体がまんべんなく混ざるように、しっかりと振るのがポイントですよ。
明らかに凍り方が違う!食感にも変化が
振って凍らせたヨーグルトとそのまま凍らせたヨーグルトを比べると、見た目からも大きな違いが。ひと口食べると、そのまま凍らせたヨーグルトは表面はパリッと、内側はシャリシャリとした食感でした。
振ってから凍らせたヨーグルトはスプーンですくいやすく、シャリシャリ感はややあるもののふんわりとした口溶けです。表面や内側によって食感に違いはなく、均等に混ざっているのも印象的でした。
2. バニラヨーグルトをそのまま凍らせる
SNSで目を引いたのが、「バニラヨーグルトは凍らせると絶品!」という口コミ。じつは公式サイトでも紹介されている人気のアレンジなんです。最初に紹介したアイデアとは違い、バニラヨーグルトをそのまま凍らせるだけでOKですよ。
凍らせる時間によって食感が変わる!
筆者は1・3・4時間、丸1日凍らせたバニラヨーグルトの食感を比較してみました。どれもシャリシャリ・ガリガリ感はなくクリーミーな口溶けなのですが、1日凍らせたヨーグルト(画像右下)はやや固めの食感に。
1時間だと大きな変化はなく、3時間だとシャリふわ、4時間だとバニラアイスのような食感になりましたよ!なめらかさを重視するなら、3〜4時間凍らせるのがおすすめです♪
ほかのヨーグルトと比べると…
そのまま凍らせた他メーカーのヨーグルトと比較してみたところ、確かにバニラヨーグルトのほうがなめらかです。またバニラヨーグルトは酸味が少なくまろやかな味わいなので、口あたりがよくよりなめらかに感じました。
3. バナナとヨーグルトを混ぜて凍らせる
「お世辞抜きでおいしい」「家でこんなに簡単にアイスが作れるなんて……」とX(旧Twitter)で話題を呼んでいたのが、「バナナとヨーグルトを揉んで凍らせる」というアレンジ。
作り方は、冷凍用保存袋にバナナ1本を入れてよく揉んだら、ヨーグルトを加えてさらに揉みます。無糖のヨーグルトを使う場合は、はちみつや砂糖をお好みで入れてくださいね。3時間ほど凍らせたところで一度取り出して揉むと、よりなめらかに仕上がるのだそう!
おいしいけどシャリシャリ感はあるかも…?
ヨーグルトの酸味とバナナの自然な甘味がベストマッチ。バナナのトロッとした食感と合わさって、ところどころなめらかな口溶けになりました。
全体的な食感はややシャリシャリとしていますが、氷のようなガリガリ感はなく、ふわっとしていて食べやすいですよ。バナナと合わせておいしいスイーツを作りたいときにおすすめです!
おすすめはどれ?3つの方法を比較
方法 / なめらかさ / お手軽度 / コメント
振ってから凍らせる / ★★☆ / ★★★ / ・手軽に試せてしっかりと変化を感じる・ヨーグルトの種類によって食感が変わる可能性あり
バニラヨーグルトを凍らせる / ★★★ / ★★★ / ・なめらかにするなら3〜4時間凍らせるのがおすすめ・バニラヨーグルトは酸味がなく、なめらかな口溶けが引き立つ
バナナと一緒に揉んで凍らせる / ★★☆ / ★☆☆ / ・バナナの自然な甘味とヨーグルトがベストマッチ・ヨーグルトの種類によって食感が変わる可能性あり
比較したなかでもっともなめらかに感じたのは、バニラヨーグルトをそのまま凍らせるアイデアでした!もともと酸味の少ないヨーグルトなので、ほかのヨーグルトとは違うリッチで濃厚な味わいを楽しめますよ。
お気に入りのヨーグルトで手軽に試したいときは、振ってから凍らせる方法がイチオシ!特別な道具は必要なく、ただ振るだけで口溶けがグッとよくなります。
バナナと凍らせるアレンジもそのまま凍らせたヨーグルトと比べれば、口溶けは一段となめらか。バナナ好きの方、ヘルシーなヨーグルトスイーツを作りたい方などにおすすめです。
どれも変化あり♪ 気になるアレンジをぜひ試してみて!
ご紹介した3つのアイデアは、そのままヨーグルトを凍らせるよりもなめらかな食感に変化させることができました。同じアイデアでもヨーグルトの種類によって食感や味わいが変わるので、いろいろ試してお気に入りのものを見つけてみてくださいね♪
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
ライター:donguri(webライター)