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【デビ高橋の昼飲みでほろ酔い】本格的な和食コースをカウンターで楽しめる店(福岡市・高砂)

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「デビ高橋の昼飲みでほろ酔い」の昼飲みとは、明るいうちからお酒を飲むという事で、ここではランチタイムや夜より少し早めの15~16時くらいからお酒が飲める店舗を紹介します。

個人的には、昼飲みはちょこっと飲んでサッと帰るのが理想だが、たまには本格的な和食のコースで大いに酔っ払ってしまうのもいいかもしれない。ここ「五右エ門(ごえもん)」では、昼の12時から本格的な和食のコースがいただけるのでありがたい。カウンター席しかないので、2~3名で来るのがオススメだ。もちろんお1人様でも大歓迎してもらえる。
県外から福岡に出張できているクライアントの接待とか、旅行にきている友人との会食、あるいは子育てを頑張っているママさんのご褒美として、子供が幼稚園や学校に行っている間にママ友と来るのも良いかもしれない。
メニューは、「おまかせコース」(12,100円)のみで、1ヵ月ごとに内容が変更されるとのこと。品数は12~13品ほどで、どれも酒がすすむものばかりだから困るね。コースの内容は昼でも夜でも変わらない。

そうそう、ここは料理だけでなく店主の田中さんと女将の千寿(ちず)さんとの掛け合いも酒のアテになるのだ。一緒に働きだして、かれこれ24年の付き合いになるそうだが、あまりにも呼吸がピッタリなので、毎日のようにお客から夫婦だと間違えられるらしい。

田中さんは、糸島で60人ほどの宴会もできる「五右エ門」という大きな居酒屋を経営していたが、地元で有名な焼鳥屋の店主から、福岡市内への出店をすすめられたのがきっかけで、2017年10月にこの店をオープンした。オープン当初は炉端焼きの店だったが、福岡市内にはいろいろな業態の店がたくさんあり、競争が激しくて苦労したそうだ。コロナ禍の時に、思い切ってライブ感のあるコの字カウンターに改装して、和食の店へ業態変更したのが正解だったようだ。

女将が作る3度揚げした「メンチカツ」は定番で、コースには必ず入っているそうだ。豚と玉ねぎだけのシンプルなもので、塩とレモンでさっぱりといただける。

韓国の済州島で獲れたサバを使った分厚い「サバの棒寿司」は、黒々として艶があり、パリッとした「成清」の海苔と一緒に食べるとたまらない。

「ふぐのあん肝ソース」は、濃厚でまろやかなあん肝ソースが、淡白でコリコリのふぐとぴったり合うね。

京都の白味噌で仕上げられた「大阪の富田林の海老芋」は品の良い味になっている。
日本酒は20種類くらいあるから、田中さんか千寿さんにオススメを聞いて、いろいろな種類を飲んでも良いし、シャンパンが13種類、ワインが17種類くらいあるので、昼からボトルで飲むのもありやね。いやぁ、飲み過ぎて昼から仕上がりそうだ。

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